おもちゃのロケット弾(ジャンプ弾とも)やピストルに仕込む火薬ですね。巻紙になったタイプとこのようなシート状の「平玉」がありました。大人から危ないと言われるほどやってみたくなるのは子どものサガ。今も昔も変わらない?
象印スコップ・ショベル(かんばん) - 象は象でも「金象印」!
「象印」で思いつくのは魔法瓶や電気炊飯器でおなじみのあのメーカーですよね。ではこの象印は?魔法瓶とスコップ、はたして同じメーカーが作っていたのでしょうか?
1970年代前半ごろに少年のココロをトリコにしたヒット商品、スパイごっこ用玩具。スパイ手帳やらスパイの缶詰?やらいろいろなバリエーションがありました。「スパイ大作戦」「007」「ゴルゴ13」などスパイもののヒットが背景にあったのでしょう。
理科の教材の定番アイテム、磁石。このようなU字形がおなじみですね。N極とS極があって同じ極同士は反発し、違う極同士では引き合う。これは常識ですよね。
お金をためるモチベーションアップのため、工夫をこらしたさまざまなギミックがありました。これなんかは最たるもの。ガイコツがコインをかっさらっていくアクションは、ホラーというよりはコミックでしたが。
色とりどりの宝石のようなハードキャンディー、ドロップス。缶入りなので何が出てくるかわからないワクワク感。ハッカが出てきたときの落胆といったら!
カルケット(かんばん) - 大正9年発売の超ロングセラー商品!
右から読むところからも相当古くからある商品ということがわかりますね。おじいちゃん、おばあちゃんの世代から親しまれているビスケットです。
オリエンタル即席カレー(かんばん) - ニッポンのカレールーの元祖は名古屋から!
「ハヤシもあるでよ~」のCMで有名なオリエンタルの定番カレーですね。ニッポンのカレーはここから始まった!
「こばた」って?と思うかどうかで世代がわかったりして。
研磨剤入りの洗剤「クレンザー」。クレンザーといえばカネヨ、というぐらいにブランドイメージが「こびりついて」います。クレンザーでも落ちないほどに!?
YKKファスナー(かんばん) - ファスナー=ジッパー=チャック!
ファスナーで有名な「Y.K.K.」。陶器のTOTOとならんで毎日と言っていいほど目にするブランドではないでしょうか?「Y」の字をかたどったイラストがいいですね~!
独特なハッカ臭のある膏薬、メンターム(メンタム)です。本来は近江兄弟社の登録商標なんですが、類似品が山のように出まわっていたようです。
今でも家庭でよく見かける掃除道具、「たわし」。素材はスポンジやヘチマなど色々ありますが、昔ながらのヤシの繊維を使ったあの茶色い「亀の子たわし」が、ゴル横世代には一番ピンとくることでしょう。
リズミカルにひびく切符切りの音。そうはもう神業と言いたいくらいのスピードでパチパチやってましたっけ。懐かしいですね~。
中将湯(かんばん) - 中将姫伝説から始まった伝統の婦人薬!
ツムラというと「バスクリン」を真っ先に思い浮かべるのですが、礎を築いたのはコレ。創業以来のロングセラー商品、婦人薬の「中将湯」です。なんたってツムラは「中将湯本舗津村順天堂」としてスタートしたのですから。
金鳥かとりせんこう(かんばん) - 昭和の大スターもオススメ、日本の夏には!
かとり線香のCMとくれば、かたやアース製薬の由美かおるさん。そして金鳥はこの方、美空ひばりさん。いずれ譲らぬ昭和の大スターですね~。
マッチ箱、昔はどこの家庭にもあったものですが、最近はすっかり見かけなくなりました。マッチ箱の絵柄はどれもこんな赤っぽい色調に麒麟やら龍やらのイラストが描かれていた記憶です。このかんばんは「マユにのった蛾」に見えます。蛾のはねの「燐」粉とひっかけたんでしょうか?
ナショナル電球(かんばん) - それは国民ソケットから始まった!
一目瞭然、ナショナルの電球のかんばんです。なんでも擬人化するイラストはホーローかんばんの18番ですが、この電球さんもなかなか味わいのある表情。帽子をかぶった状態だとかなり微妙な絵になったと思われます。
ナショナルインキ(かんばん) - 亀といい勝負の寿命か、万年筆!
ナショナルはナショナルでも家電ではありません。万年筆のインキ。万年筆ってオトナの筆記用具というイメージでしたね。えんぴつ少年にとっては憧れの対象でした。
「なんでも入っている」というのは子どもの購買意欲を著しく刺激する要素のひとつですね。万能ナイフしかり、やたらとポケットのついている筆箱しかり。フル装備なのを自慢したくなるんですよね。だいたいどれも実用的にはクエスチョンマークがつくものですが。