「はらたいらさんに3000点!」…堅実さの例えがクイズ回答者ってどうなのよ?

「はらたいらさんに3000点!」…堅実さの例えがクイズ回答者ってどうなのよ?

今回の死語は、とある状態や行動を例えた言葉。日本には様々な比喩表現があるけれど、ここで紹介しているのは死語! なので、テレビや映画、ドラマなどが元になっているものがほとんど。そのオリジナルが終わってしまえば、それはもはや例えにはならない。まあ、それでもどうしても口をついて出てしまうのが死語の恐ろしさ……。


本日の主役、はらたいらさん!

今も昔も日本人はとかくクイズを愛する傾向にあるように思う。もちろん今でもガンガンクイズ番組はやっているし、ミリオネアなんかも大流行り(答えるまでの待ち時間が長かった……)、さらにウルトラクイズなんて高校生参加型のクイズもずいぶん盛り上がってきたものだ。

そんな日本人が大好きなクイズ番組にあって、レジェンド級の番組が「クイズダービー」だろう。中でもレジェンド級の回答者が、今回の死語の主役となる「はらたいらさん」だ。

司会の大橋巨泉に「宇宙人」と言わしめるほど、高い正解率を誇るこの回答者。
確実に持ち点を増やすために、はらたいらさんに賭けるわけだ。
転じて堅実な勝負を仕掛けることを例える言葉として「はらたいらさんに3000点」なる言葉が生まれたのだw

今なら「宇治原くんに」とか「カズレーザーに」ってところか?……違うか(;・∀・)

死語解説:はらたいらさんに3000点[慣用句]

「はらたいらさんに全部」とも。
クイズダービーの回答者である、はらたいらさんが無類の正答率を誇っていたため、持ち点を増やすために、出場者がはらたいらさんに掛けることが通例となり、転じて無難な勝負を仕掛けること、堅実な方法を選ぶことを指す例えとなった。

ちなみにはらたいらさんは本職が漫画家であることは、今となってはあまり覚えている人がいないと思われる。……切ない。
ちなみに、はらたいらさんの対極におられるのが篠沢教授。
「はらたいらさんに3000点」の対義語として「篠沢教授に全部」というものがある。おいっ! 教授ッ!www

その「死語」使ってみよう!

【例文】

会長:やっぱり、今あるこのお店と、いま来てくれているお客とを大切にして、地道に頑張ることが大切だよなぁ……

教授:まあ、現状でそこそこうまくいってるんだし、下手なことはしないほうがいいよねぇ。はらたいらさんに3000点みたいな感じだけど……w

ミノ:ッかーーーーーー! 枯れてるねぇ、お2人さん! 男ならフェラーリ乗って、タワマン住んで、美女侍らせるために攻めないと!

少佐:で、その夢を叶えるためにお前はなにをしているんだ?

ミノ:そりゃーもちろん、仮想通貨に全額ドンッ! でしょ?www

教授:そ、それはまた……篠沢教授に全部、みたいな話だねぇ……(゜o゜;

ゴル横は「篠沢教授に全部!」を推奨しているわけではありませんw

「はらたいらさんに3000点」が死語と化した時代背景

「はらたいらさんに3000点」が生まれた番組、クイズダービーはなんと1976(昭和51)年から1992(平成4)年まで続いた、超々ご長寿番組である。
今は亡き大橋巨泉さんが司会を務め、最高視聴率は40%を叩き出したこともある、おばけ番組だ(゚A゚;)ゴクリ

あの、ローォト~ローォト、ローォトォ~♪のオープニングを覚えている人も多いことだろう。
回答者を出走馬に見立てたシステムはもちろんだが、なにより大橋巨泉さんと出演者の軽妙なやり取りがやっぱり人気の秘訣だろう。これだけの人気番組なら、新たな言葉が生まれるのもナットクかもしれない。

はらたいらさんはもちろんだが、珍回答が多い篠沢教授も大人気だった。大橋巨泉さんに「それでよく人にものを教えられますね」なんて言われたりもしたくらい、トンチンカンな答えが飛び出してきたものであるw

例えば「ペレが子どもの頃にボール代わりにしていたものは?」の問題に対し「かぼちゃ」と答えてしまうくらい……いや、指先折れてまう!!!w

「ペレが子どもの頃にボール代わりにしていたものは?」
正解は「丸めた洗濯物」。「かぼちゃ」ではありません。

ポン:懐かしいわねーはらたいらさん

教授:ホントだねぇ。あの番組は伝説の番組だった……

IT:教授……( ´,_ゝ`)プッ

ミノ:教授、珍回答お願いします!!!www

教授:(# ゚Д゚)

会長:でも、テレビ発の死語って多いんだろうなぁ。一過性だから死語になりやすいんだろうけど……。CMで言えば「インド人もビックリ」とかさw

ミノ:あの、ターバン付けたインド人ね。今なら絶対アウトだよな、あれw
あと忘れられないのがダッダーンボヨヨンボヨヨンとかw

教授:あれのインパクトもスゴかった……。今でも流行語はテレビ発信が多いし、なんだかんだテレビの力はスゴイということか

IT:ネットスラングはどこまで言ってもスラングですからねぇ。テレビで使われて初めて流行語になれるっていうねw

会長:我がゴル横から流行語を生み出したいものだなぁ( ´―`)フゥー...

ポン:いや、このメディア、死語しかないじゃんw

知らなくても困らない!今回出てきた関連用語

篠沢教授に全部[慣用句]

「はらたいらさんに3000点」の対義語的なポジション。
リスクが大きいデカイ勝負に出ることを指す言葉。篠沢教授ははらたいらさんと同じく、クイズダービーの伝説の回答者!珍回答が多く、オッズも高かったので、みんな最後の勝負は篠沢教授に突っ込んでいた。「さらに倍!」

仮にも教授がリスクの大きいことの例えにされるって、どうなのよw

ギャンブルはほどほどに

インド人もビックリ[慣用句]

主に驚くほど美味しい料理に使われる。または、ありえないようなことが起こったときにビックリを強調するために使われる。1964(昭和39)年に放送されたエスビーのCMが起源。

このCMのせいで、インド人はターバンを巻いてるものというイメージが広がったが、実際はターバンを巻いている人はごくわずか。まあ、イメージ戦略って大事ですもんね……。あのイメージは今なら確実に人種差別って言われるだろうなぁ……。

ダッダーンボヨヨンボヨヨン[?]

特に意味はない言葉。最初のダダンは商品名なので、そういうことだw
川の中からいきなりムキムキの女性が現れ、この言葉を叫ぶというシンプルかつ強烈なインパクトを放つCMだったので、無意味に流行し、そして死んでいった言葉である。

ちなみに、ムキムキの女性はレジー・ベネットというアメリカの女子プロレスラーで、現在はホームセンターで働いているらしい。あ、会ってみたい……。

この写真はイメージです。ちなみにあの「ボヨヨンボヨヨン」の振り付けは、故ポール牧によるものだそうだ。

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