【旧車】4代目サニー|日産 - シリーズ最後のFRでダットサンの冠がついていた

【旧車】4代目サニー|日産 - シリーズ最後のFRでダットサンの冠がついていた


■サニー伝統のシンプルな直線基調に原点回帰
・モデル名 :サニー
・世代/形式:4代目/B310型系
・メーカー名:ニッサン
・販売時期 :1977年~1983年
      (トップの写真は後期型)

シンプルで簡潔がサニーの持ち味

小学生の間ではスーパーカー消しゴムが流行り、BOXYのボールペンを使い、机の上で毎日レースを開催。また、平均寿命が世界一になり、アップルコンピュータが設立された、1977年(昭和52年)にデビューしたのが、4代目ダットサン・サニーでした。

4代目サニーの開発課題は、排ガス規制をクリアすることでした。この排ガス規制は米国マスキー上院議員による「マスキー法」を手本にしたもので、とても厳しい基準でした。日産では排気ガス洗浄システムであるNAPS(ニッサン・アンチポリューション・システム)を搭載することでクリアしたのです。

ボディデザインが過剰だと言われた3代目の反省から、2代目の直線基調のスタイリングに戻り、サニーらしい簡潔な姿に原点回帰しました。ボディは2/4ドアセダンと3ドアクーペの3種類の他に、1979年には5ドアワゴンも登場しています。

エンジンは1600ccが廃止され、直列4気筒OHVの1200ccと1400ccの2本立てでスタート。特に1200ccは10モード燃費15.5km/hを達成し、当時、社会的に求められていた省エネルギー化も実現していました。

ホイールベースは先代と変わらないものの、全幅とトレッドが約50mm拡大されたことにより、居住空間が広がりました。サスペンションはフロントにストラット式、リアは固定式ながらも4リンクコイルを採用。

1979年にはマイナーチェンジがあり、丸型ヘッドライトから角型へと変更し、スラントノーズにフェイスリフトされました。翌年にはエンジンがSOHCとなり、排気量も1200ccが1300ccへ、1400ccが1500ccと拡大し、よりパワフルに。1981年のフルモデルチェンジにより登場した5代目サニーは、ダットサンの名前が外れて、ニッサン・サニーとなり、駆動方式は従来からのFRからFFへとなったのです。

クイズ☆エンスーとらのあな

ゴル横のおやじたちにアテられてすっかり旧車に興味深々になってきたITと一緒に、ちょっとマニアックなエンスークイズに挑戦しよう!

【問題】

これまでも歴代サニーに設定されていたバンモデル。荷物がたっぷり詰める上に快活な走りで人気があり、レジャーに使う人も多くいました。
4代目ではバンモデルとは別に、快適な室内と大きく寝かされたリアゲートを持つステーションワゴンも追加されました。
そのワゴンモデルの名前はいったい何でしょうか?

・サニー アバント
・サニー カリフォルニア
・サニー サーフ
(答えは「倶楽部ミーティング」の下にあります)

倶楽部ミーティング

ミノ:4代目サニーはダットサンがついていて、シリーズ最後のFRだったね。

教授:そうですね。だからなのか4代目と5代目では中古車の価値がかなり違う(^_^;)

ミノ:やっぱりFRは人気がある。
それに前期型のグリルの造形は( *’∀’)bナイス

教授:そうですね。最近のクルマはシンプルな幾何学模様のグリルが多いし、空力やエンジンルームへの導風も考えているから仕方ないのかも。

ミノ:たくさんのセンサーも装備されて、デザイン優先ってわけにもいかなくなったんだろうね。
でも逆に、なぜ4代目サニーはああいうデザインにしたのかという疑問もあるよね。

教授:わかる。デザインに意味はないって言えばそれまでだけどww

ミノ:マイチェンでヨーロピアンなマスクになってしまって、それ以降のサニーもトレースしてしまってちょい残念。

教授:今のクルマは丸型、角型ヘッドライトなんていうカテゴリーに収まらず、いろいろな形がある。
そもそも1970年代に丸型が採用されていたのは、アメリカの規格を使っていたからなんだ。ヨーロッパはヘッドライトの規格がなかったため角型が多かった。

ミノ:1980年代になってヘッドライトのデザインが自由化されたね。
ヘッドライトはクルマの顔の一部だから重要!

教授:急に思い出したけど「メガネは顔の一部です♪」っていう東京メガネのテレビCMも80年代だったナントッ∑(゚∀゚ノ)ノ

ミノ:懐かしぃ~

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