【クルマニアックイズ】526本目

手軽にオープンエアドライブを楽しめる装備、Tバールーフといえば、2代目S130型から4代目Z32型の「日産・フェアレディZ」をはじめ日産車にいくつか採用例がありますが、次のうちトヨタ車の採用例はどれでしょう？

３つの中から選択してください

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残念！最後のチャンス

• A スープラ（国内初代・A70型）
• B MR2（初代･AW型/2代目･SW型）
• C カローラレビン（6代目・AE92型）

B：MR2（初代･AW型/2代目･SW型）

■解説

Tバールーフは幌型ではなく、ハードルーフのパネルの一部を取り外すことができる簡易的なオープンカーの形状のひとつで、ルーフパネル中央に縦方向の桟を残し運転席と助手席の上のみが開くタイプを指します。もともと1970年代のアメリカで衝突安全基準が厳しくなった際、当時のソフトトップ車ではその基準をクリアすることが難しかったため、その代替手段としてシボレー・コルベットやカマロ等に設定されたのが始まりとされています。日本ではS130型からZ32型の「フェアレディZ」の印象が強く、特にS130型は、Tバールーフ車を改造したテレビドラマ「西部警察」の特装車パトカーが一般的によく知られています。日産車ではほかにも「N13型エクサ」や「B13型NXクーペ（サニーNXクーペ）」などの採用例があり、日産車に多い装備のイメージがありますが、トヨタでも初代AW型と2代目SW型の「MR2」に採用しています。スープラの「エアロトップ」は、ルーフパネル全体が外せる「タルガトップ」です。さらに、「スズキ・カプチーノ」の分割式ルーフ（ルーフセンターを残しルーフをTバー状にできる）や、RV車をベースにしたクロスオーバー車「X-90」なども挙げられます。
しかし、残念ながら国産車の現行モデルではTバールーフの設定車はありません。