【クルマニアックイズ】442本目

有名な俳優や歌手などがCMキャラクターに起用される車種は多くありますが、「エリマキトカゲ」を起用し大ブームとなった車種は、次のうちどれでしょうか？

３つの中から選択してください

残念！もう一度選ぶ

残念！最後のチャンス

• A トヨタ・スターレット（3代目）
• B 三菱・ミラージュ（2代目）
• C スズキ・カルタス（初代）

B：三菱・ミラージュ（2代目）

■解説

FF横置き1.5ボックスの小型ハッチバックとして優れたパッケージングとデザインでヒットした初代の後を受け、1983年（昭和58年）に2代目にモデルチェンジした三菱・ミラージュ。登場した際のCMキャラクターはロックバンド・RCサクセションの忌野清志郎でした。バックに流れる曲はRCの演奏する「ベイビー！逃げるんだ。」で、ミラージュの軽快な走りを印象付けるものでした。
また、モータースポーツの登竜門として有名なワンメイクレースの「ミラージュカップ」が開催されるなど、スポーツ志向も強く人気車種となりました。
1984年にはマイナーチェンジが行われ、その際のCMキャラクターにはオーストラリア北部やパプアニューギニアのサバンナの森林に生息する珍獣「エリマキトカゲ」を起用。キョロキョロと周囲を見回しスッと立ち上がると、二足走行で走り出すユーモラスな様子が話題となり、エリマキトカゲの大ブームが巻き起こりました。
さまざまなグッズや便乗商品も販売されるなど熱狂的なブームになりましたが、あまりのインパクトに何の車種のCMだったか記憶に残らないとも言われていました。前期モデルのCM曲が「ベイビー！逃げるんだ。」でマイナーチェンジ時のキャラクターが脱兎のごとくユーモラスな走りを見せるエリマキトカゲという、なんともよくできた構成も後に話題となりました。
80年代のクルマの広告には国内外の有名俳優やタレントが起用されることが多く、その出演料も非常に高額だったそうですが、エリマキトカゲが登場したころから徐々にクルマ自体をアピールする広告へシフトしていったようです。