昭和 死語の世界 ~コウモリ~

昭和 死語の世界 ~コウモリ~

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は夜に羽ばたき、生き血をすする…ではなく、雨の日に広げられる「コウモリ」についてご紹介しよう。


コウモリ傘

コウモリ[名詞]

コウモリ傘とも。いわゆる黒い傘全般のことを指す言葉。
金属のフレームとあいまって、広げた姿がコウモリに似ていることから来た言葉。

時代背景

諸説あるがこの言葉が生まれたのは、少なくとも幕末から明治の時代にまでさかのぼる。
いわゆる舶来品の傘、洋傘が日本に入ってきたことで生まれたとされている。
曰く金属の細い骨と黒い姿がコウモリに見えたことが由来なのだとか。
確かに言われてみればよく似ている。
直線的な形状で紙張りの和傘に見慣れていた日本人からすると、その姿は少し不気味に見えたのかもしれない。

以降、洋傘という言葉よりもコウモリという言葉が浸透していき、洋傘が日常的に使われる傘になっても、黒い傘はコウモリと呼ばれ続けることになる。
お父さんやお母さんに「コウモリ持っていきなさい!」…なんて言われたことがある人も多いのではないだろうか?

今ではさすがにすっかり耳にする機会はなくなってしまったものの、黒い傘はやはりいまでもコウモリに見える。
傘の姿かたちが変わってしまうまで、この着想は変わることはないだろう。

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