ダジャレ系死語の世界 まとめ

ダジャレ系死語の世界 まとめ

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は古来、日本人が好んでやまないダジャレ系死語をまとめてご紹介!オシャレなシャレはやめなシャレ~


ダジャレまとめ

ダジャレ文化は江戸の華?

ふとんがふっとんだー!
面白いか面白くないかはさておき、日本人はとかくダジャレが好きな民族だ。
安易なダジャレはオヤジギャグ、なんて言われて蔑みの対象になることもあるけれど、ついつい言ってしまう。もはや国民性なのだと思う。

特に江戸時代なんかはダジャレ文化がかなり浸透していた時代。
今でもお店でよく見かける「春夏冬」という言葉や、「一斗二升五合」なんて言葉はどちらもダジャレである。
「春夏冬」「秋」がないから「商い」となる。
「一斗二升五合」は(かなり無理あるが)、「一斗=五升の倍」、「升」がふたつで「升升」、「五合=半升」と読んで、「五升倍(ごしょうばい)、升升(ますます)、半升(はんじょう)」ご商売益々繁盛!と商売繁盛を願った言葉だ。

さらに、「へちま」や「ドラ息子」、「お釈迦になる」なんて現代でも通じる言葉ももともとを言えばダジャレ発祥の言葉と言われている。
さらには判じ絵というダジャレモチーフなイラストも人気だった。
兎にも角にもダジャレなのである。

だから、一時代を築いた死語にも当然ながらダジャレ系は存在している。
今回はそんな愛すべきダジャレ系死語を紹介していこう。

ダジャレ系死語は単純明快!

「一斗二升五合(ごしょうばいますますはんじょう)」の例に見えるような、工夫を凝らしたダジャレよりも、むしろシンプルで直球勝負なダジャレのほうが死語系ダジャレと呼ぶに相応しいように思う。

たとえば、「そんなバナナ」や「ワケワカメ」。単純である。
元の言葉と同じ始まりの別の言葉に置き換えただけだ。

実にわかりやすいし、言いやすい。

ほかにも時代のその時々の共通認識や、流行をパッとダジャレ化した言葉もいい。
「よっこいしょういち」や「当たり前田のクラッカー」が当たるだろう。

時の人となった横井庄一氏をダジャレに変えてみたり、人気テレビ番組のスポンサーである前田製菓をダジャレ化したりと、うまいこと時代に乗っかるところがダジャレ系死語のいいところだ。

死語解説

そんなバナナ[感動詞]
「そんな馬鹿なッ」をもじった言葉。
「バナナ」と「馬鹿な」を掛けているベタなダジャレ。
バナナが選ばれた理由は特にない。おそらく一般的で誰にでも知られていることから選ばれたのであろう。
「そんなバハマ」や「そんなバカラ」でもよいのだが、バナナでなければここまで浸透しなかったとも思われる。

昭和 死語の世界 ~そんなバナナ~

https://goldenyokocho.jp/articles/3387

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回はダジャレとしても、食材としても非常にベタで親しみ深い死語「そんなバナナ」をご紹介しよう。

ワケワカメ[状態動詞]
「訳がわからない」ということをもじった若者言葉。
「わからない」と「わか」の部分と「ワカメ」を掛けた造語である。要はダジャレ。
なにを言っているのか理解できない、行動が理解できないなどのときに使用する。

昭和 死語の世界 ~ワケワカメ~

https://goldenyokocho.jp/articles/3008

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。 今回ご紹介する死語は「ワケワカメ」。この言葉が死語っていうことがもうすでにワケワカメだよね。

よっこいしょういち[感動詞]
なにかの動作に伴って発する「よっこいしょ」と残留日本兵の「横井庄一」さんの名前をモジってできた造語。使用方法は「よっこいしょ」と同じ。
「よっこいしょ」を言うタイミングで「よっこいしょういち」を発動させるのが定番。

キングオブ昭和の死語 ~よっこいしょういち~

https://goldenyokocho.jp/articles/3349

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は語感も使い勝手のよさも、ベタっぷりも高水準で、キングオブ死語ともいうべき死語「よっこいしょういち」をご紹介。横井庄一さんの思い出とともにどうぞ。

あたり前田のクラッカー[慣用句]
「あたり前田のクラッカー」は、「俺がこんなに強いのも…」という前段があってこそ。
昭和37年から前田製菓の一社提供で放映されていた「てなもんや三度笠」のオープニングで、藤田まこと演じる「あんかけ時次郎」が斬られ役を斬り伏せたあとの決め台詞。

昭和に散ったギャグ系死語の世界 ~あたり前田のクラッカー~

https://goldenyokocho.jp/articles/3173

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は番外編。昭和に散った「ギャグ系死語」。今回はあんかけ時次郎でおなじみ、「てなもんや三度笠」から生まれた昭和の名ギャグ「あたり前田のクラッカー」を解説。

その他にも、ダジャレ系死語はまだまだある。ダジャレ×昭和を楽しみたい人はこちらもチェック!

その「死語」使ってみよう!

上司:おい、明日のプレゼンの資料はどうなってる?
若手:…は?
   プレゼンは今日ですよ。資料は昨日送りましたよ。
上司:ハハハ…冗談はよしこちゃん!
   明日のはずじゃ…
若手:(イラッ)
   いいえ、今日です。スケジュールにも入れてます…
上司: そ、そんなバナナっ!?
   …………ホントだ………。
若手:(イライラ)
   はぁ…そんな調子でプレゼン大丈夫ですか?
上司:グッ………任せなさい!
   プレゼンに俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー!ってな!
   ハッハハハハハハハッ
若手:マジワケワカメ…

と、この程度は教えるまでもなく、オヤジなら使いこなせるだろう。だが、実際にいま使ったらきっと若手を必要以上にイライラさせること請け合いである。使いすぎと使うTPOはしっかりわきまえるようにしておこう。

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