昭和に散ったアイドル系死語 ~のりピー語大辞典~

昭和に散ったアイドル系死語 ~のりピー語大辞典~

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は昭和を代表するアイドル系死語。その中でも異彩を放つのりピー語の世界をご紹介しよう。


のりピー語

のりピーとは

のりピーとは、昭和61年にデビューしたアイドル・歌手・女優である酒井法子の愛称のこと。「のりピー」は当初、自身が描くキャラクターの名前であった。
自身が使う独特な言葉をのりピー語と自称しており、「のりピー」という言葉が市民権を獲得していくと、自身の愛称も最終的にのりピーとなっていった。

マンモスうれピーに代表されるのりピー語は当時、昭和の時代を席巻した。
基本的にはうれしい、たのしいのような形容詞の語尾をピーに変換した言葉。
名詞の最後を「ピー」に変換する、または名詞の後ろに「ピー」を使う形でも使われる。
そのあまりの汎用性の高さから、本人が口にしたもの以外にも自然発生的に広まった言葉もある。
そんないまなお語り継がれるのりピー語をここではいくつか解説していきたいと思う。

のりピー語解説:マンモス[副詞]
ことが大きい様を表す副詞。
“すごく”、“とても”、といった意味で使われる。
のりピー語の活用形とも言える言葉。
通常使用されるのりピー語と組み合わせ使用されるが、ときには「いただきマンモス」のように、単純なダジャレとしても利用される。
反対語は「ありんこ」。

のりピー語解説:ありんこ[副詞]
“少ない”、“多少”、“ちょっと”、などのようにことの小ささを表すために用いられるのりピー語的副詞。
たとえば「ありんこうれピー」であれば、ちょっとだけうれしいという意味になる。
反対語は「マンモス」。

のりピー語解説:あたくピ[代名詞]
いわゆる“わたくし”、“わたし”、という一人称を表す代名詞。
“わたし”のくだけた言い方である“あたくし”の語尾を「ピ」に変換したもの。
自分のことを話す時に使用する。
同様の言葉として「わたピ」「オレッピ」という言葉がある。

のりピー語解説:すかんピー[名詞/形容動詞]
きらい、を表すのりピー語。
“きらい”を“好かん”に変えた上で、文末にピーを追加するという技術的な言葉。

のりピー語解説:いただきマンモス[連語]
“いただきます”を表すのりピー語。
“いただきます”の“ま”とマンモスを掛けてつなげたことでうまれた言葉。
副詞として使われるマンモスとは異なり、単なるダジャレである。
反対語は「ごちそうサマンサ」。

のりピー語解説:ごちそうサマンサ[連語]
“ごちそうさま”を表すのりピー語。
“ごちそうさま”の“さま”とサマンサを掛けてつなげたことでうまれた言葉。
なぜサマンサなのか、サマンサとはなんなのかについては深く考えてはいけない。
反対語は「いただきマンモス」。


のりピー語は数が膨大すぎて、全てを紹介することはむずかピー。
なにせ汎用性が高すぎるのだ。
また、紹介したところでナウなヤングには何を言っているのかちんぷんかんピーだろう。
だが、この「のりピー語大辞典」を参考に、少しでものりピー語が再び脚光を浴びてくれるとマンモスうれピーのである。死んだ言葉が蘇ることほどステチなことはないのだ。
もしかしたら、もう一回くらいのりピー語を特集することがありんこあるかもしれない。
そのときをちょろっとまっピー。
では、みなさんのご活躍とのりピーの復権を期待して、これにてバイピー!

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