【クルマニアックイズ】238本目

日本車の多くは4年に1度のペースでモデルチェンジが行われてきましたが、世界で見るともっと長いモデルライフの車種が多くあります。先日、47年ぶりにフルモデルチェンジされることが発表されて話題になったのは、次のうちどの車種？

３つの中から選択してください

残念！もう一度選ぶ

残念！最後のチャンス

• A VEBザクセンリンク・トラバント
• B アフトヴァズ・ラーダ・ニーヴァ
• C 第一汽車・紅旗CA7460

B：アフトヴァズ・ラーダ・ニーヴァ

■解説

ロシアの自動車メーカーであるアフトヴァズが製造する四輪駆動車「ラーダ・ニーヴァ」（VAZ2121）は、旧ソビエト連邦時代の1977年から基本的なデザイン変更が行われないまま製造が続けられていた「超ロングライフモデル」です。旧ソ連が崩壊したのち、2000年代以降には日米やヨーロッパの各メーカーがロシア企業と提携や協業するなどして、ロシアの自動車産業は近代化が進みました。2000年から2019年の間、アメリカのGMがアフトヴァズ社と提携していたため、現在ラーダ・ニーヴァに搭載されるエンジンはGMの設計したものとなっています。
現在アフトヴァズはルノー・日産・三菱アライアンスの傘下になっているのですが、2021年1月に発表された同グループの経営戦略説明会で新型ラーダ・ニーヴァの新型モデルのティザー映像が発表されました。発売は2024年予定とのことでしたが、半世紀前の生きた化石のようなモデルから一足飛びにフルEVになるというのだから驚きです。