販促用ボックスティッシュを忘れてはいないか?販促ティッシュはポケットティッシュだけじゃない。

販促用ボックスティッシュを忘れてはいないか?販促ティッシュはポケットティッシュだけじゃない。

街角でよく配られていたチラシ付きのポケットティッシュ。なにかと販促に使われがちなティッシュだが、それはボックスティッシュも同様。今回は庶民文化研究所収蔵の販促用ボックスティッシュを町田忍さんからご紹介。


ティッシュ大国・ニッポン

以前、まるで札束のように束ねられたポケットティッシュに入れられた販促用のチラシを見せてくれた町田忍さん。そんな町田さんが今回は販促用ボックスティッシュを紹介してくれるそうだ。
ポケットティッシュの場合はチラシを挟み込んでいたけど、ボックスティッシュになると、もはや箱自体がチラシとなる。
なんだかんだでもらったら役に立つものであるティッシュというのは、とかく販促品に向いているようだ。
ちなみにポケットティッシュにチラシを入れて配る、なんてことをしているのは日本くらいのもの。販促ポケットティッシュのせいかは不明だが、日本はティッシュの使用量が世界一とも言われている。
そんなティッシュ大国日本の販促用ボックスティッシュの数々を早速ご紹介していこう。

これぞコマーシャル!サービス由来のボックスティッシュ

欽ちゃんのどこまで笑うの!?

「欽ちゃんのどこまで笑うの!?」。
略すといわゆる『欽どこ』だが、『村の時間の時間がやってまいりました』でおなじみの「欽ちゃんのどこまでやるの!」ではない。

「欽ちゃんのどこまで笑うの!?」は、まさに昭和の最後にテレ朝で放送されていたクイズ系のバラエティ番組である。
「欽ちゃんのどこまで笑うの!?」の販促品としてつくられたボックスティッシュが庶民文化研究所に収蔵されていた。テレビ番組が放映されていた昭和63年から昭和64年(平成元年)のころのものだ。
テレビ番組の販促用グッズはけっこうバラエティに富んでいるものだが、ボックスティッシュもそのひとつとしてあったようだ。

だんご3兄弟

こちらは平成の大ヒットナンバー「だんご3兄弟」の販促用ボックスティッシュ。
ティッシュのブランドはエリエールらしい。だんご3兄弟が大人気だった平成11(1999)年のものだ。
ちなみにエリエールは国内シェアNo.1に輝いたこともある大王製紙の看板商品だ。
だんご3兄弟は平成の売上3位の大ヒット曲。ティッシュ業界の大物と歌謡界の大物のビッグコラボ、、、、と言えなくもない…。
このように、なにかのサービス、製品、コンテンツのコマーシャルとしてボックスティッシュは用いられていたのである。

ある出来事を記念して配布されるティッシュ

21世紀未来博覧会

この2つのボックスティッシュにはある共通点がある。
それがどちらも21世紀を記念している点だ。

山口きらら博というのは正式名称「21世紀未来博覧会」というもので、言葉の通り、21世紀をテーマにした地方博覧会である。

そして、赤いボックスティッシュは箱にも描かれているが「The 21st Century Celebration」、つまりは「祝21世紀」といったところである。

つまり、どちらも21世紀を記念したボックスティッシュであるということだ。つまりは2001年、21世紀がやってきた年のものである。
こういうふうに世相を反映した販促用ティッシュというのも数多くある。きっと万博のときや、ワールドカップなどのときにもあったんだろう。

もらっても邪魔にならない消耗品。
とりあえず受け取っても悪い気はしないティッシュは今後も様々な世相を反映していくのではないだろうか。
そして、それが続く限り、町田さんの収蔵量はどこまでも増えていくのだろう。

ゴールデン横丁の仲間たち | 町田 忍(まちだ しのぶ)

https://goldenyokocho.jp/articles/677

ありとあらゆる庶民文化に精通し、膨大なコレクションとエピソードをお持ちの「庶民文化研究所」所長、町田忍さん。 昭和レトロそのもののような町田さんの研究所にお邪魔し、膨大なコレクションから懐かしいアイテムをピックアップ。懐かしいエピソードや知られざる裏話、さらに華麗なる交友録までお届けします。

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