昭和も令和も美しく…庶民文化研究所収蔵の資生堂商品パッケージ

昭和も令和も美しく…庶民文化研究所収蔵の資生堂商品パッケージ

一瞬も一生も美しく…そんなキャッチコピーの通り、化粧品会社として有名な資生堂。明治の時代から今まで続く歴史的な企業の商品パッケージを庶民文化研究所収蔵品から振り返ろう。


資生堂の始まりは、薬局から

資生堂の歴史の始まりは実は小さな薬局なのだ。
明治5(1872)年、日本初の洋風調剤薬局として銀座に福原資生堂を構えたのが、その始まりだ。庶民文化研究所 町田忍さんによると、当時、資生堂という薬局はいくつかあり、その中で現在まで続いている資生堂が、この福原資生堂なのだとか。

今の資生堂からは薬局のイメージが感じられないが、かつての商品には化粧品以外のサニタリー商品と言われるものも数多く生まれていた。
例えば、歯磨きも資生堂は販売していた。

資生堂歯磨エコー

こちらは資生堂歯磨きエコーデンタル。70年代ころに売られていたものだ。
歯磨きのイメージはないが、町田さんによれば日本初の練り歯磨きはなんと資生堂が作ったものだという。

資生堂中性シャンプー

こちらは資生堂のシャンプー。
シャンプーは今でも発売されてはいるが、こちらは昔懐かしい粉末タイプのシャンプーだ。当時は今のように液体ではなく、粉どころか石けんのような固形のものを使って洗うこともあった。今の子に渡しても使い方がわからない代物だろう。

使うと美しくなれそうな資生堂の石けん

資生堂石鹸

こちらはそのものズバリ、資生堂石鹸。
花椿のマークと今とそれほど変わらないロゴ、そして、紫のグラデーションの色使いがなんとも上品なパッケージである。資生堂から意外とたくさんの石けんが誕生している。

JOLI石けん

こちらはかつて販売されていたJOLI石けん。
こちらにも花椿のマークとロゴ、そしてグラデーションである。この時期はこういう色合いが流行っていたのだろうか?

お風呂用の石けんであるバスボン

松本ちえこさんをイメージガールとして、大々的にCMを打っていた。
CMで流れるバスボンの歌を覚えている人も多いだろう。一斉を風靡したものだ。

ゴールデン横丁の仲間たち | 町田 忍(まちだ しのぶ)

https://goldenyokocho.jp/articles/677

ありとあらゆる庶民文化に精通し、膨大なコレクションとエピソードをお持ちの「庶民文化研究所」所長、町田忍さん。 昭和レトロそのもののような町田さんの研究所にお邪魔し、膨大なコレクションから懐かしいアイテムをピックアップ。懐かしいエピソードや知られざる裏話、さらに華麗なる交友録までお届けします。

関連する投稿


シボレーインパラ 1959

シボレーインパラ 1959

昭和を感じる生活用品や、家電、建物など、庶民文化研究所所長 町田忍画伯が描くイラストコレクション「昭和レトロ画帖」。今回は古き良きアメ車の雰囲気を色濃く感じるシボレー・インパラをご紹介。


日本橋 麒麟像

日本橋 麒麟像

昭和を感じる生活用品や、家電、建物など、庶民文化研究所所長 町田忍画伯が描くイラストコレクション「昭和レトロ画帖」。今回は日本の中心、日本橋の象徴となっている麒麟像をご紹介。


意外と家主の性格が出る…個性豊かな玄関前郵便受けコレクション

意外と家主の性格が出る…個性豊かな玄関前郵便受けコレクション

新聞やチラシ、そして心のこもったお手紙などなど…家に届く郵便物を受け取るための郵便受け。一軒家の場合には案外凝ったデザインのものもしばしば…。今回は庶民文化研究所 町田忍所長の興味を引いた郵便受けコレクションをご紹介しよう。


銭湯研究の町田忍がジオラマに込めた銭湯愛とは

銭湯研究の町田忍がジオラマに込めた銭湯愛とは

銭湯文化研究の第一人者で日本銭湯文化協会理事を務める庶民文化研究家の町田忍さん。自身が代表となっている庶民文化研究所で、昭和の時代を感じさせる懐かしい収蔵品の数々を紹介したり、さまざまなジャンルの「その道の第一人者」との交流から庶民文化を深堀りしたりと、文化研究活動は多岐に及ぶ。今回紹介する銭湯研究も人脈交流から実現した成果だ。朝ドラ「梅ちゃん先生」にも使われた精巧なジオラマ作製で知られる山本高樹さん。銭湯の巨匠 町田忍さんとジオラマの巨匠 山本高樹さんがタッグを組んだ銭湯ジオラマがそれである。今回は両巨匠だからこそ作製し得た銭湯ジオラマの数々を自ら紹介してもらう。


ボンネット型消防車

ボンネット型消防車

昭和を感じる生活用品や、家電、建物など、庶民文化研究所所長 町田忍画伯が描くイラストコレクション「昭和レトロ画帖」。今回は働く車、消防車の中でも懐かしい、ボンネット型消防車をご紹介しよう。


最新の投稿


500 | アバルト - トレードマークのサソリがアツい走りをイメージさせる

500 | アバルト - トレードマークのサソリがアツい走りをイメージさせる

イタリアの国民車フィアット500をカリカリにチューニングして人気を博していたのが、カルロ・アバルト率いるアバルト社だ。


昭和 死語の世界 ~ダビング~

昭和 死語の世界 ~ダビング~

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は好きな音楽や映画が見たいと、誰もが躍起になった行為、「ダビング」をご紹介しよう。


シボレーインパラ 1959

シボレーインパラ 1959

昭和を感じる生活用品や、家電、建物など、庶民文化研究所所長 町田忍画伯が描くイラストコレクション「昭和レトロ画帖」。今回は古き良きアメ車の雰囲気を色濃く感じるシボレー・インパラをご紹介。


【クルマニアックイズ】281本目

【クルマニアックイズ】281本目

あなたの車愛を試すガチンコ三択クイズ!今すぐチャレンジ!


【クルマニアックイズ】280本目

【クルマニアックイズ】280本目

あなたの車愛を試すガチンコ三択クイズ!今すぐチャレンジ!