ペプシコーラのレトロな空き缶デザイン一挙公開(庶民文化研究所収蔵品)

ペプシコーラのレトロな空き缶デザイン一挙公開(庶民文化研究所収蔵品)

コカ・コーラと同じくコーラという名称を持つ炭酸飲料・ペプシ。コカ・コーラがデザインもあまり変えてこないのに対して、ペプシはけっこうバリエーションが豊富。今回は、庶民文化研究所 町田忍所長が収蔵するペプシコーラのかつての缶デザインを一挙にご紹介しよう。


ペプシの歴史はコカ・コーラとの戦いの歴史

ペプシコーラがこの世に生を受けたのは1898年のこと。
コカ・コーラの誕生から遅れること、およそ12年の誕生だった。
誕生こそコカ・コーラに遅れたが、ペプシならではの挑戦的な努力が光る。
広告や味のバリエーション、デザインなど様々な面で、コカ・コーラとは違うペプシ独自の魅力を形づくってきた。

ペプシvsコカ・コーラで特に面白いのが、CMや広告。
コカ・コーラと比較をするという手法が話題となった。
ペプシチャレンジと名付けられたこのキャンペーンを覚えている人も多いのではないだろうか?
また、MCハマーを起用したCMや、マイケル・ジャクソン、そして謎の生命体のペプシマンなど、とにかくペプシは話題に事欠かない企業なのである。

懐かしのペプシの缶デザイン

ペプシ缶

ここに並んでいるのは庶民文化研究所収蔵のペプシ缶から、ダイエット系を中心に集めている。
ちなみにペプシは清涼飲料水業界で初めてカロリーオフ飲料を発売した企業らしい。
様々な試みを行うペプシならではの商品と言えるだろう。

また、様々な試みを行うペプシなので、缶デザインもけっこう凝っている。
今ではすっかりおなじみになったあのロゴマークは1940年代ごろにそのルーツが現れている。
それ以前は筆記体のロゴを使った時期もあるし、赤と白で構成されていた時期もある。
今でこそ青い色のイメージが強いペプシだが、その前までは青はなく赤と白で構成されていたそうだ。
筆記体で赤で白なんてあちらのロゴを連想してしまうが、それほどバチバチだったのかもしれない。

ペプシコーラ

実はもう一つ大きな変更もある。
こちらの缶では「PEPSI-COLA」と記載されている。
昭和世代には「PEPSI-COLA」のほうが馴染み深いという方も多いだろう。
だが実は、1970年代あたりからはロゴから「COLA」という文字が削除されている。
これは、その「COLA」の文字が削除されていないタイミングのロゴのようだ。

また左後ろ写っているほうは、なんとも珍しいカタカナペプシである。
さらに、この缶は溶接技術や飲み方などもかなりレトロなものに仕上がっている。

ペプシ
ペプシ

飲み口は昔懐かしいパコッと引き上げるプルトップ方式だし、溶接は裏表で逆さまになっている。ちなみにプルトップ式の時はフタのポイ捨てがたくさん見られた。そういうところから現在のフタがはずれないステイオンタイプに切り替わったのかもしれない。マナーは大事だ。
これはペプシのデザインとは違う話だが、こういう缶の拙い製造技術も時の流れを感じさせてくれるものだ。

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