昭和に散ったギャグ系死語の世界 ~青島だぁ~

昭和に散ったギャグ系死語の世界 ~青島だぁ~

昭和に散った死語にあらためて令和の光をあてる「死語の世界」。今回も「死語の世界・番外編」、昭和に散った「ギャグ系死語」を取り上げる。かつて都知事を務めた青島幸男が放送作家時代に放った渾身のギャグ「青島だぁ」を照らす!


青島だぁ

死語解説:青島だぁ[台詞]

ハナ肇とクレイジーキャッツ、ピーナッツが出演する伝説のバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」で青島幸男が放ったギャグ。
途中からは谷啓の「谷だぁ」とセットで「青島だぁ」「谷だぁ」の掛け合いが人気を博した。放送作家だった青島幸男の知名度を一気に高めた昭和を代表するギャグである。

時代背景

今となってはこれもすでに死語なのかもしれないが…「踊る大捜査線」で織田裕二が言っていた「都知事と同じ青島です」の青島である青島幸男。
多彩の人として知られ、作詞作曲、脚本、俳優、放送作家、小説家、そして都知事と、様々な職業をこなした超マルチな御仁である。

植木等のスーダラ節も青島幸男だし、処女小説で直木賞を取ってしまうし、すごい人物なのだ。タレントや作家としての青島幸男は天才と言って過言ではあるまい。

そんな青島幸男が、放送作家を務める「シャボン玉ホリデー」の番組内で、顔出しで放ったギャグが「青島だぁ」である。
このギャグは後年には青島幸男の代名詞ともなった台詞であり、「都知事の青島だぁ」はむしろギャグよりも有名かもしれない。

「青島だぁ」で一躍脚光を浴びた青島幸男。
その後、人気絶頂へと導く、ある役柄に出会う。
それがご存じ、「意地悪ばあさん」である。
これで青島は国民的な人気者になり、その後の活動へとつながっていく。

青島幸男が「意地悪ばあさん」に扮するドラマ「意地悪ばあさん」は、長谷川町子先生の4コマ漫画「いじわるばあさん」が原作。
長谷川町子先生は4コマ漫画「いじわるばあさん」の作中に、青島が演じるドラマ「意地悪ばあさん」の撮影風景を「いじわるばあさん」が見学に行くというエピソードを描いている。
青島幸男の「意地悪ばあさん」とは、原作者長谷川町子先生も相乗りするほどの国民的人気ドラマであった。

ちなみにドラマ「意地悪ばあさん」を見学した「いじわるばあさん」は、青島幸男と会うのだが、そのときのばあさんの台詞が「あたしのほうが器量がいい!」だそう。
これには青島幸男も参ったことだろう。

青島幸男ももう故人。
青島幸男と谷啓の「青島だぁ」「谷だぁ」の掛け合いを用いた谷啓の弔辞は涙なしには聞けない素晴らしいものだった。

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