【クルマニアックイズ】188本目

急ブレーキの際など、タイヤのロックを防ぎブレーキの制動距離を短くする効果の得られる「ABS（アンチロック・ブレーキ・システム）」。今や多くの車種に装備される安全支援の機能ですが、国産車で初めて装備されたのは次のうちどの車種？

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残念！最後のチャンス

• A ホンダ・レジェンド
• B ホンダ・プレリュード
• C ホンダ・アコード

B：ホンダ・プレリュード

■解説

急ブレーキ時に制動距離の増加やコントロール性を失うことを防ぐなどの目的で、タイヤロックしないようブレーキの掛かり具合を自動で調整してくれる機能である「ABS（アンチロック・ブレーキ・システム）」。メーカーによって多少呼び名が異なることもありますが、今や当たり前になった電子デバイスです。ABSが装備されていない車両で、タイヤロックによるスリップを防ぐために素早くブレーキペダルを繰り返し踏み込む「ポンピングブレーキ」をしたことがある方もいるでしょう。ABSは1秒間に何度もこの動作をロック寸前まで踏み込んで離すという正確さで繰り返してくれる、ありがたい機能です。
国産車でこのABSを初めて装備したのは、1982年（昭和57年）発売の2代目ホンダ・プレリュードです。商標の都合で当時ホンダは4wA.L.B.（4ホイールアンチ・ロック・ブレーキ）と称しており、リアに貼られたエンブレムは「最強のデートカー」とも呼ばれたプレリュードのハイテク感の演出にも一役買っていました。