【クルマニアックイズ】184本目

1990年代後半から2000年代にかけて、トヨタが参加していた異業種プロジェクトの「WiLL」。トヨタのエンブレムが設置されず、「WiLLブランド」からいくつかの車種が発表されましたが、次のうちWiLLブランドの車種でないのはどれ？

３つの中から選択してください

残念！もう一度選ぶ

残念！最後のチャンス

• A Vi
• B VS
• C DS

C：DS

■解説

1999年から2004年にかけて、トヨタをはじめ花王、アサヒビール、松下電器産業（現パナソニック）などが参画した異業種プロジェクト「WiLL」。オレンジ色に白抜きの「WiLL」のロゴが全ての商品に掲げられ、20代～30代を中心とする「ニュージェネレーション」と呼ばれる購買層に向けて様々なライフスタイル製品が各社から発売されました。
「自分らしさ」や「こだわり」を重視する若い世代向けに個性豊かな商品群が展開され、トヨタからは旧来の自動車の価値観から解き放たれたようなデザイン性や快適さを重視したクルマが発売されました。第1弾はクリフカット形状のリアウインドウが印象的な2000年発売の「Vi」で、そのデザインは「カボチャの馬車」をイメージしていたのだとか。その後、2001年にはスポーティな5ドアハッチバックの「VS」、2002年には爬虫類をイメージさせる特徴的なフロントフェイスを持つ「サイファ」が発売されました。
WiLLブランドから発売されたのはこの3車種で、どれも非常に印象的なスタイルを誇ります。ちなみに「DS」は、2004年にフランスのシトロエンから派生した上位ブランドで、ひとつのモデルシリーズ名が新ブランドに発展した例です。