マークⅡバン2000GL | トヨタ - サーファー御用達で人気になった、スタイルワゴンの先駆け【旧車】

マークⅡバン2000GL | トヨタ - サーファー御用達で人気になった、スタイルワゴンの先駆け【旧車】

大ヒットしたマークⅡがベースなだけに乗り心地や動力性能が良く、長いボディを活かした広大な荷室は何でも詰めてどこにでも行けてしまう包容力を持っています。ドレスアップしが姿が良くみられますが、本来は実にいたってまじめな実用性の高いクルマなのは間違いありません。


ハイソカーシリーズはバンになってもどこか高級感が漂う

マークⅡバン2000GL

・モデル名 :マークⅡバン 2000GL
・メーカー名:トヨタ
・年式   :1995
・撮影場所 :第8回 石和温泉郷クラシックカーフェスティバル2018
・撮影者  :ミノ

広い荷室と長いルーフがサーファーたちに人気

マークⅡバン2000GL

ワゴンやバンをドレスアップして楽しむ、というスタイルは昔からあるのだけど、もともとそれらは「普段、シゴトに使ってるクルマをカッコよく乗ろう」というのが始まりだった。
ところが70年代後半から80年代の後半にサーフィンブームがやってくると、ロングボードが乗せやすい長いルーフや室内にボードをしまえる広い荷室が注目され、ワゴンやバンに乗る人が多くなった。
室内にボードをしまえるのは、やはり盗難防止などの点でとても有効だったようだ。


5代目マークⅡ(X70型系)のワゴンはそれまでのワゴンに比べてボディが長くて荷室が広く、サーフボードを入れるのにちょうど良かったり、もともとのベースがサルーンで長距離を乗るのに楽だったり、ヒットした車種だけに手頃な中古車が多かったりしたのもあるだろう。

そして彼らが、自分たち流にさまざまなカスタムを施したのが、それまで走り系のスタイルアップばかりだったシーンに一石を投じ、注目をあびたのだった。
それまで一部のバニングなどに限られていたカリフォルニアふうのスタイルは、とても新鮮だった。

白のマークⅡワゴンやバンにロコ調のステッカーを貼ったり、ルームミラーにレイがぶら下がっていたり、なぜかダッシュボードにふわふわの毛皮が敷かれているのなんかを見た記憶がある人も多いに違いない。

マークⅡバン2000GL

マークⅡワゴンやバンはどうしてもそのイメージが強いのだけど、本来は実にいたってまじめな実用性の高いクルマなのは間違いない。
大ヒットしたマークⅡがベースなだけに乗り心地や動力性能には問題ないし、長いボディを活かした広大な荷室は何でも詰めてどこにでも行けてしまう包容力を持っている。

マークⅡといいつつチェイサー顔なのはご愛敬だけれど、この世代の5代目・X70型は1984年~1988年の4年間の製造だったにもかかわらず、ワゴン/バンだけは1997年まで、つまりセダンやハードトップが製造終了してから13年間も作り続けられていたのだ。
97年というと、3世代後の8代目・X100型がデビューした次の年だ。
その後の世代にワゴンが設定されなかったとはいえ、基本設計が変わらないままこんなに長く製造が続くというのは相当すごいことだ。
それだけ根強い人気があっということだし、長く現役でいられる基本性能を備えていたということでもある。

ちょっとチャラいイメージがあったかもしれないけど、こう考えてみると実に質実剛健で硬派はバンだということが改めて感じさせられるね。
97年の製造終了後は、ワゴンはマークⅡクオリス、バンはカルディナ・バンにバトンを引き継いだ。クオリスは、カムリ・グラシア(6代目カムリ)をベースにしたFFだ。
さらにその後は、2002年にマークⅡブリットとなるよ。

マークⅡバン2000GL

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