昭和に散ったギャグ系死語の世界 ~ちょっとだけよ~~

昭和に散ったギャグ系死語の世界 ~ちょっとだけよ~~

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は昭和に散った「ギャグ系死語」シリーズ。今なお人気者の加藤茶が放った傑作ギャグ「ちょっとだけよ~」を紹介する。


ちょっとだけよ~

死語解説:ちょっとだけよ~[台詞]

ドリフターズのメンバー・加藤茶が「8時だヨ!全員集合」内のコントで披露していた決め台詞。後ろに「あんたも好きねぇ~」と続く。由来は本人曰く、ストリップ小屋のストリップ嬢の煽り文句を丸パクリしたそうな。

時代背景

60年代が「ハナ肇とクレイジーキャッツ」ならば、70年代は「ドリフターズ」の時代である。昭和44年に放送がスタートしたドリフターズ主演によるコント番組「8時だヨ!全員集合」がドリフターズ躍進の狼煙である。
「8時だヨ!全員集合」は60年代にクレイジーキャッツがコント番組で数々のギャグを生み出したように、ドリフターズの有名ギャグをいくつも排出している。その一つが、この「ちょっとだけよ~」だ。

プワぁ~パパパパパプワぁ~♪というおなじみのBGMが流れると、主にハゲヅラを被った加藤茶が着物をはだけて、扇情的なポーズを取る。
この際、ライトもピンクのスポットライトなどのいかがわしいものになる。そのポーズのまま、その他出演者や観客に向かってこの台詞を言うという流れ。
ちなみにオチは、いかりや長介が加藤茶にツッコみ、全員で「いっかりやに♪あ、怒られた♪」と唱和して締めとなる。
実際のストリップ小屋がネタ元であるため、当時はPTAのやり玉に挙げられた問題のギャグでもある。
ちなみに、ごくごく最近のCMで米倉涼子が件の台詞を放っている。
流行語としては死語だが、厳密には今も現役だ。

BGMとなった曲はきっと多くの人が知っているはずだが、曲名は案外知られていない。
BGMの正体はペレス・プラード楽団の「タブー」という曲。
もともとは黒人の悲哀を表現した曲なのだが、扇情的で特徴的なフレーズが一部に目をつけられ、それこそ当時のストリップ小屋でよく流されていたそうだ。

今の時代、批判の声には敏感にならざるを得ないので、いろいろ規制もあるが、昭和の時代はとかくそういう規制がおおらかだった。昭和のギャグに愛着があるのは、そういった今にはない勢いがそこにあるからなのかもしれない。

ギャグ系死語シリーズ

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