セリカ | トヨタ - 385台しか作られなかった、憧れの限定車「ブラックセリカ」【旧車】

セリカ | トヨタ - 385台しか作られなかった、憧れの限定車「ブラックセリカ」【旧車】

初代セリカ・リフトバックの2000GTをベースにした、あまりにも有名な限定車「ブラックセリカ」。 国内登録累計38.5万台を記念して、1977年に385台だけ作られたファン垂涎のレアモデルです。


国内登録38.5万台を記念して作られた、リフトバック最終型ベースの限定車

セリカ

・モデル名 :セリカ リフトバック2000GT(初代・A30型系)
・メーカー名:トヨタ
・年式   :1977
・撮影場所 :横浜ヒストリックカーデイ2018
・撮影者  :会長

海外人気も高く、生産台数は100万台を超えた初代セリカ

セリカ

初代セリカ・リフトバックの2000GTをベースにした、あまりにも有名な限定車「ブラックセリカ」。
国内登録累計38.5万台を記念して、1977年に385台だけ作られたファン垂涎のレアモデルだ。
38.5万台のうちの385だから、国内セリカの0.1%しかない計算になる。
リフトバックの最終型2000GTをベースに、特別な装備と内外装を備えたスペシャル仕様になっているね。

もともと初代セリカは、「フルチョイス・システム」と銘打ったエンジンや内外装、ミッションタイプ、ボディ形状、足回りなどさまざまな設定の中から自分だけの仕様を作ることができるセミオーダーメイドを導入したことでも有名だ。

さまざまなオプションや設定をカタログで選び、ディーラーからコンピュータで直接メーカー発注するそのやり方は、当時あまりにも先進的すぎてその注文方法すら憧れの的だった。
もちろんそれで出来上がった「自分だけのセリカ」は、まるでビスポークモデルのような羨望のまなざしを集める、文字通りスペシャルなカーだったのだ。

初代セリカの美しいスタイリングやコンセプトは、60年代のアメリカンマッスルカーをオマージュしたものだとよく言われる。「フルチョイスシステム」も、フォード・マスタングあたりが実現していたものを参考にしたのだろう。口さがない人は、パクリなどと言うこともあるようだ。

だが、あの時代に日本にそのスペシャリティカーの文法を持ち込み、日本人が現実のものとして憧れることができる、手がとどきそうな夢を与えてくれたことのほうがはるかに大きなものだ。
カッコいいクルマとそれがもたらす素敵な生活に多くの人が魅せられたからこそ、38.5万台という数字が打ち立てられたのだろう。
それに、国外もあわせれば累計生産台数は100万台を超える。この数字は、それだけ多くの人たちが、世界中でセリカに惹かれたという何よりの証拠だ。

セリカ
セリカ

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