サニー | 日産 - 名機と呼ばれたA型エンジンはサニーのために開発された【旧車】

サニー | 日産 - 名機と呼ばれたA型エンジンはサニーのために開発された【旧車】

初代サニーは1966年に発売され、名機と呼ばれたA型エンジンが有名です。


ツーリングカーレースの主役だったA型エンジンを搭載

サニー

・モデル名 :サニー クーペ(初代・KB10型)
・メーカー名:日産
・年式   :1969
・撮影場所 :横浜ヒストリックカーデイ2018
・撮影者  :会長

まだまだセダンが主流でクーペは珍しい存在だった

サニー

初代サニーは1966年に発売され、その数か月後には永遠のライバル・トヨタカローラが発表された。
後だしのカローラは「プラス100ccの余裕」を標榜し、そこを魅力に感じて購入する人も多かった。
だが実際には、そんな排気量の差を感じさせないほど、サニーのエンジンは力強くてタフだった。
それが、長く名機と呼ばれたA型エンジンだ。

60年代後半から80年代まで作り続けられたA型エンジンは、ツーリングカーレース(TS)の主役でもあった。何も手を入れていないストックの状態でも力強くよく回るこのエンジンは、長くファンの心をつかんで離さない魅力がある。

もちろん、チューニングパーツも豊富だしノウハウもたくさんある。それに今でもパーツの供給になんら問題はないし、そもそもほとんど壊れないという。
ボディさえ大丈夫なら何十万キロでも走れる、なんてまことしやかにささやかれるほどだ。
実際、レストアを行うにあたっても、A型エンジン搭載車はたとえばゴムホース類やらキャブ回りやらといったどうしても経年劣化や汚れの影響を受けるような部分をちょっと整備するだけで、快活に回るようになることも多いと聞く。
どうしたってボディにお金がかかるところ、これはレストアラーにとってはありがたい話だろう。

初代サニークーペは、B10型サニーがデビューして2年後の1968年に追加された。
まだまだクーペは「あそびのクルマ」というイメージでそれほど需要が多くなかった時代だが、ファストバックスタイルのなだらかなスタイルは注目の的だった。
後ろは狭くて荷物も載らないし役に立たないんじゃないの・・・?なんて突っ込まれないように、リアガラスが低いもののまずまずの居住性も確保し、トランクスルー機構もつけて積載量も十分。ちゃんと実用性も備えているところが魅力だ。
その後も長く、サニーにクーペが設定され続けたのは、最初が良かったからというのもあるかもしれないね。

サニー
サニー
サニー

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