グロリアワゴン | プリンス - プリンスの旗艦車種だった、プリンス・グロリアのワゴン【旧車】

グロリアワゴン | プリンス - プリンスの旗艦車種だった、プリンス・グロリアのワゴン【旧車】

「ハチマキグロリア」とも呼ばれる、2代目グロリア。日産と合併後は「プリンス・グロリア」となるこのグロリアは、メッキモールと中心としたちょい派手目のデコレーションが印象的です。


「ハチマキ」はワゴンでもぐるり一周しているアクセント

グロリアワゴン

・モデル名 :グロリア6エステート
・メーカー名:プリンス自動車
・年式   :1966
・撮影場所 :横浜ヒストリックカーデイ2018
・撮影者  :会長

フラットデッキのスタイルはモーターボートがモチーフ

グロリアワゴン

クリッパーなどの商用車も製造していたが、乗用車部門ではどちらかというとハイクラスカーが中心のブランドだったプリンス自動車。
日産と合併前にデビューし、その後も長く主力車種であったグロリアは、プリンスの旗艦車種でもあった。

「ハチマキグロリア」とも呼ばれる、2代目グロリア。日産と合併後は「プリンス・グロリア」となるこのグロリアは、メッキモールと中心としたちょい派手目のデコレーションが印象的だ。
本来はシンプルなラインのボディデザインだったそうなのだが、当時プリンスの石橋会長が発売直前になってNGを出し、アメリカ車ふうのデコレーションが施されたと言われている。
石橋会長はアメリカでの生活が長く、当時の大柄で豪華なアメ車の豊かさが印象に残っていたのだろうか、旗艦車種は豪華であるべきという主張だったのだとか。

そんな2代目グロリアのデザインは、モーターボートのスタイルをモチーフにしているのだそうだ。
折からのハイウェイ時代到来で、なだらかに舗装された高速道路を波間をすべるように走る姿をイメージしたのだろう。側面とデッキの反りで結ばれた合わせを、この「ハチマキ」で表現しているようだ。
そういわれて見てみれば、何となく豪華クルーザーのような雰囲気が漂っているような気がしてくる。

2代目グロリアではまだ導入例が少なかった、OHCエンジンを搭載している。国産のセダンで6気筒エンジンを初採用したのもグロリアだ。
これらは静粛性や振動の少なさが理由で採用されたと言われていて、「ささやくような」エンジンだと絶賛されていたそうだ。

ステーションワゴンの6エステート(4ナンバーの貨物バンは6ワゴン)はその長いカーゴスペースのサイドウインドウがアメリカ車のワゴンを彷彿とさせ、バタくさい感じがむしろ魅力を高めているともいえる。
こうなると俄然、過剰にも思えたメッキモールの装飾が説得力を持ってくるか不思議だ。

グロリアワゴン
グロリアワゴン
グロリアワゴン

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