赤ポスト 丸形庇付ポスト

赤ポスト 丸形庇付ポスト

旧車や、レトロ家電、懐かしい建物…今じゃなかなか出会えない昭和レトロなものたちを、庶民文化研究家・町田忍さんのレトロなイラストで蘇らせるこのコーナー。今回は今では少なくなった懐かしい丸型のあの赤ポスト(丸形庇付ポスト)。


四角いポストよりもレトロな味わいがあるのはなんでだろう

赤ポスト

手紙や荷物を投函するときに使う郵便ポスト。
今では四角形のポストがほとんどだが、昭和の時分に見かけた郵便ポストといえば、やはりこの形だろう。
町田さんが描いたポストのイラストは、愛知県豊川稲荷にある現役最古のポストで、なんと1912年に作られたものなのだそう。正式名称は丸形庇付ポストといい、一代前のものと比べて差込口がより使いやすくなったことと、雨よけの庇が付けられたことが大きな特徴だ。
昭和世代が子供のころに見かけたポストとよく似ているが、あちらは郵便差出箱1号(丸型)といい、登場したのは1949(昭和24)年だ。

ちなみに、海外ではポストの色が青かったり黄色かったりと様々だ。
ではなぜ日本のポストは赤いのか知っているだろうか?

その理由は単純明快で、街中で目立つから。
なので、景観に配慮している地域なんかでは赤ではないポストになっていたりもする。また、日本が郵便制度の参考にしたイギリスが赤いポストを採用していたことも少なからず影響しているのかもしれない。

それにしても、この手のレトロなポストで手紙を出すと、少年時代の自分に手紙が出せてしまうのではないか、とセンチメンタルな思いに浸ったり浸らなかったり。

ゴールデン横丁の仲間たち | 町田 忍(まちだ しのぶ)

https://goldenyokocho.jp/articles/677

ありとあらゆる庶民文化に精通し、膨大なコレクションとエピソードをお持ちの「庶民文化研究所」所長、町田忍さん。 昭和レトロそのもののような町田さんの研究所にお邪魔し、膨大なコレクションから懐かしいアイテムをピックアップ。懐かしいエピソードや知られざる裏話、さらに華麗なる交友録までお届けします。

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