シビック | ホンダ - 偉大なる初代の後をうけて、果敢に進化を遂げた2代目シビック【旧車】

シビック | ホンダ - 偉大なる初代の後をうけて、果敢に進化を遂げた2代目シビック【旧車】

空前の大ヒットを飛ばしホンダを一躍世界的自動車メーカーに押し上げた、偉大なる先代シビックのイメージを引き継ぎ、特徴であった台形プロポーションをよりシャープ路線にリファインして登場した2代目シビックです。


初代のイメージを踏襲しつつ、新しさを打ち出した「スーパーシビック」

シビック

・モデル名 :シビック(2代目・E-SR型)
・メーカー名:ホンダ
・年式   :1982
・撮影場所 :青梅宿懐古自動車同窓会2017
・撮影者  :ミノ

偉大なる先代を持つと何かと苦労するもので・・・

シビック

空前の大ヒットを飛ばしホンダを一躍世界的自動車メーカーに押し上げた、偉大なる先代シビックのイメージを引き継ぎ、特徴であった台形プロポーションをよりシャープ路線にリファインして登場した2代目シビック。
いろんな意味で偉大な初代を「超える」ことを目指したからか、その通称は「スーパーシビック」とされていた。

外観は初代のイメージを踏まえているが、内装や装備にはさまざまな新しい取り組みが盛り込まれている。
ドライバーズシートに腰を沈めるとまず目に入るのが、スピードメーターとタコメーターを同軸にして統合し、その中心軸の部分に各種警告灯などを並べた「集中ターゲットメーター」だ。
これは初代プレリュードでも使われていたもので、ラインナップのうち上位のものに導入されて話題になった。

他にも当時のテレビのようにチャンネルノブを回すタイプのラジオが装備されたり、主流だった「吊り下げ式クーラー」ではなくダッシュボードに組み込まれたエアコンがオプションで装着できるなど、新世代のシビックらしい装備が盛り込まれていたんだ。

初代ではリアシートは結構狭く、とくに2/3ドアモデルでは長時間座るのは厳しく、子ども用か荷物置き場といったほうが近かった。このため2代目スーパーシビックでは全長を少し伸ばしリアシートも「まあ座れる」レベルに向上した。
だが「座れるのなら座ってみよう・・・やっぱり狭いな!」という捉えられ方をしてしまったようで、本当は居住性は向上しているのに「2代目は狭い」という印象にもなってしまった。

一方で、リアシートの確保のためもあって全長を伸ばしたところ、なんだかずんぐりした雰囲気になってしまったことも否めない。初代の持っていた快活なイメージが薄れてしまったのか、初代に比べて残念なことに販売は振るわなかった。
そのせいもあってか、今でも初代は旧車イベント等で見かけることがあるものの、2代目・スーパーシビックはなかなかレアな存在になってしまっているようだ。
この後の3代目「ワンダーシビック」は人気が高くスポーティなイメージも強く売れたので、台数が多かったしね。

そういう意味では初代より希少な旧車とも言えるのだが、年月を経た今となってはこうやって大事にされている様子を目にし、懐かしさや当時のワクワクさが甦ってくるのはどちらも同じことだ。
それもまた良いことじゃないか。

シビック

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