軽バンの必須アイテム、スライドドアを初装備した

・モデル名 :ハイゼット(4代目前期型・S38V型)
・メーカー名:ダイハツ
・年式 :不明
・撮影場所 :青梅宿懐古自動車同窓会2017
・撮影者 :ミノ
丸描いてちょん!?愛くるしい表情はまるで・・・

くりっと丸い2灯ヘッドライトにナンバーやウインカーの位置がまるでドラえもんの鼻とヒゲ!?
「ドラえもんハイゼット」と呼ばれることもある、4代目前期型・S38V型のハイゼットだ。
う、うん、言われてみれば似てるかもしれないね。
なんだか愛らしい生き物っぽい(ドラえもんはロボットだけども)顔であることは間違いない。
ハイゼットといえば現在でも売られている軽自動車のなかでもっとも古い車名といってよく、2018年現在の現行型は10代目にあたる。ちなみに初代のL35型ハイゼットトラックは、1960年の登場だ。
ちなみに2011年からはトヨタ・ピクシス、2012年からはスバル・サンバーとしてOEM供給もされているので、実はメーカーを超えた3兄弟車だったりもするんだ。
4代目ハイゼットは、軽バンとして初めてリアのスライドドアが装備されたり、リアゲートも横開き式からハネ上げ式が採用されるなど、現在の軽バン/ワンボックスのスタンダードとなるスタイルを確立したといってもよい。
現在ではどちらももうホントにごく当たり前の装備だけど、狭い路地でも開けられるリアのスライドドアやハネ上げれば雨除けの屋根のようになるリアゲートは、お仕事で使う人たちに大好評だったんだ。
軽規格が360ccから550ccに移行していく過渡期のモデルでもあった。マイナーチェンジして550ccモデルが登場してからも360ccモデルが併売されていたため、約9年という長いモデルライフを誇ったんだ。

