グロリア | 日産 - 小さなため息が生まれる・・・大きなグロリア(4代目・230型)【旧車】

グロリア | 日産 - 小さなため息が生まれる・・・大きなグロリア(4代目・230型)【旧車】

「セド・グロ」と称され、兄弟車の代名詞のように言われる日産セドリックとグロリア。 本来、合併前の旧日産系のセドリックと、旧プリンス系のグロリアは全く別の車種でしたが、ターゲットやコンセプトも似通っていることからこの4代目から基本構造を統一し、兄弟車となりました。


セドリックと完全に兄弟になった4代目

グロリア

・モデル名 :グロリアスーパーデラックス(4代目230型)
・メーカー名:日産
・年式   :1972
・撮影場所 :クラシックカーフェスティバルinところざわ2017
・撮影者  :ミノ

セダンのスタンダードを築いた、日産の大看板のひとつ

グロリア

「セド・グロ」と称され、兄弟車の代名詞のように言われる日産セドリックとグロリア。
本来、合併前の旧日産系のセドリックと、旧プリンス系のグロリアは全く別の車種だったが、ターゲットやコンセプトも似通っていることからこの4代目から基本構造を統一し、兄弟車となったんだ。

オーナメントなどを見ないとかなり好きな人やオーナーでないとなかなか見分けはつかないが、4代目においては両車の違いはボンネットやグリルのデザイン、リアの灯火類、ノーズのマスコットなどだ。また、ボディバリエーションの展開にも差異があって、グロリアにはワゴンが設定されないがセドリックワゴンは存在するなどがある。

タイトルの「小さなため息が生まれる・・・大きなグロリア」というのはデビュー当初のキャッチコピーで、広告モデルにはジュディ・オングや三田佳子などが登場していたよ。
このコピーとジュディ・オングって・・・なかなか印象的だね。

4代目230型や5代目330型は、CS放送などで昔のテレビドラマや映画を見ているとよく登場するね。お約束の刑事ドラマなどでのカーチェイスや爆破シーンといったド派手なものばかりでなく、通常シーンでの使用(というのも何だか変だけども)でもよく見られる。
タクシーやパトカーといった業務車両や公用車での採用も多かったから、そういう登場のしかたもよくあるね。

永遠のライバルとされるトヨタ・クラウンとの熾烈な販売競争もよく話題になる。
この4代目が投入された時期に販売されていたクラウン(4代目のクジラ・クラウン)の「スピンドル・シェイプ」と呼ばれる独特なボディスタイルがいまいち不評で、「クラウン史上唯一最大の失敗作」とまで言われていた。
そのため、4代目セドリックとグロリアは歴代で唯一、販売競争でクラウンに競り勝ったんだ。
ちょっと心苦しいけど、まあ勝ちは勝ちだね・・・。

グロリア
グロリア

関連する投稿


117クーペ | いすゞ - 国産車離れした美しいスタイル【旧車】

117クーペ | いすゞ - 国産車離れした美しいスタイル【旧車】

今やトラックを生産するメーカーとして盤石の地位を固めたいすゞも、昔はいくつもの個性的な乗用車を世に出していました。 そんな中でも1968年のデビューから1981年までの長きに渡って製造され、かつ非常に魅力的なスタイルを誇りいすゞの代名詞でもあったのが、この117クーペです。


ハコスカGT-R | 日産 - スカG人気を不動のものにした【旧車】

ハコスカGT-R | 日産 - スカG人気を不動のものにした【旧車】

「愛のスカイライン」のキャッチコピーとともに登場したのが3代目スカイラインです。当初ラインアップされたショートノーズの1500のあと、待望の直6エンジンを積んだスカイラインGT、「スカG」が2か月遅れの1968年9月にデビューしました。


クラウン | トヨタ - ちょい悪セダンは鬼の形相!?クラウン6代目後期型「オニクラ」【旧車】

クラウン | トヨタ - ちょい悪セダンは鬼の形相!?クラウン6代目後期型「オニクラ」【旧車】

純和風セダンの雄、トヨタ・クラウン。 歴代のキャッチコピーにもジャポネスクな香りが漂うものが多く、6代目も前期型は「日本の薫り」を掲げていました。


スカイライン2000GT | 日産 - 伝統の丸テールはケンメリから【旧車】

スカイライン2000GT | 日産 - 伝統の丸テールはケンメリから【旧車】

スカイラインといえばGT、「スカG」と略して呼ばれるのが常です。その中でも、ケンメリは合計67万台も製造されていた、歴代スカイライントップのヒット作でした。


フェアレディZ C-S31 | 日産 - 熟成が進んだ初代Z後期型【旧車】

フェアレディZ C-S31 | 日産 - 熟成が進んだ初代Z後期型【旧車】

高性能でカッコいいけど、頑張れば手に届くスポーツカー。それが「Z」がヒットした、最大の理由といえます。シンプルでタフな伝統の日産L型エンジンは、自分の手を汚して弄る楽しみにあふれており、それを許容する度量の深さも備えていました。


最新の投稿


117クーペ | いすゞ - 国産車離れした美しいスタイル【旧車】

117クーペ | いすゞ - 国産車離れした美しいスタイル【旧車】

今やトラックを生産するメーカーとして盤石の地位を固めたいすゞも、昔はいくつもの個性的な乗用車を世に出していました。 そんな中でも1968年のデビューから1981年までの長きに渡って製造され、かつ非常に魅力的なスタイルを誇りいすゞの代名詞でもあったのが、この117クーペです。


昭和に散ったギャグ系死語の世界 ~あたり前田のクラッカー~

昭和に散ったギャグ系死語の世界 ~あたり前田のクラッカー~

懐かしくてちょっと痛々しい…昭和に咲き誇り、今や死に絶えた言葉を紹介する「死語の世界」。今回は番外編。昭和に散った「ギャグ系死語」。今回はあんかけ時次郎でおなじみ、「てなもんや三度笠」から生まれた昭和の名ギャグ「あたり前田のクラッカー」を解説。


【クルマニアックイズ】165本目

【クルマニアックイズ】165本目

あなたの車愛を試すガチンコ三択クイズ!今すぐチャレンジ!


平玉火薬 - 火薬は正しく使いましょう

平玉火薬 - 火薬は正しく使いましょう

おもちゃのロケット弾(ジャンプ弾とも)やピストルに仕込む火薬ですね。巻紙になったタイプとこのようなシート状の「平玉」がありました。大人から危ないと言われるほどやってみたくなるのは子どものサガ。今も昔も変わらない?


【クルマニアックイズ】164本目

【クルマニアックイズ】164本目

あなたの車愛を試すガチンコ三択クイズ!今すぐチャレンジ!