スカイライン2000RS | 日産 - スカイラインはやっぱり最強のスポーツカーでなきゃいけない

スカイライン2000RS | 日産 - スカイラインはやっぱり最強のスポーツカーでなきゃいけない

久しぶりのDOHCエンジン復活で、スカイライン覇権の夢を再び!


パワーアップに次ぐパワーアップを繰り返した6代目

日産 スカイライン2000RS

モデル名 :スカイライン2000RS(DR30型)
メーカー名:日産
年式   :1983年
撮影場所 :サクラオートヒストリーフォーラム2018

いつの時代も、スカイラインはクルマ好き憧れの1台だった。
歴代のモデルに自然発生的なニックネームがつけられ、誰もがそれを知っているようなクルマがほかにあるだろうか。

先代の5代目、C210型・通称「ジャパン」まで搭載されていた日産伝統のL型から新開発のFJ20E型エンジンに換装された、6代目。
73年に先々代となるケンメリGT-Rがたった197台の製造をもって生産中止になると、その後は日産のラインナップからDOHCエンジン車は姿を消してしまっていた。
その後オイルショックや幾度もの厳しい排ガス規制を乗り越えたあとも、ジャパンやセドリックにターボ車が登場したが、DOHCエンジンが復活することはなかった。

期待に応えて登場した4バルブDOHC

日産 スカイライン2000RS

積年のライバルたるトヨタは様々なスポーティカーに「トヨタ・ツインカム」と称して2バルブDOHCを投入し、その胸のすくようなフケ上がりや加速感をウリにして猛威を振るっていた。
その様子を見て、長らく日産派は悔し涙にぬれていたことだろう。
いつかは、いつかはとDOHCエンジンのスポーツカーを待ちに待っていた。

そんな日産ファンたちに福音となったのが、6代目ニューマン・スカイラインに投入された新開発FJ20Eエンジンの「RS」だ。
2リットル直列4気筒エンジンに、1気筒あたり2本ずつの吸気バルブと排気バルブを持つ、4バルブDOHC。
吸気排気とも効率に優れ、より素早いフケ上がりとパワーを誇るスポーツエンジンは、トヨタの2バルブDOHCに比べて大きなアドバンテージとなった。

直4ゆえに栄光の「GT-R」の名前は冠されなかったが、新しい時代の「俺たちのスカイライン」が、新しい伝説を作り始めた瞬間だった。

「最強」の地位を守り続けることが宿命だった

スカイライン2000RS

これだけの期待を背負って登場した6代目だけに、RSはパワーアップにパワーアップを重ねて「最強」の地位を守り続けることが宿命だった。
ターボが追加され、インタークーラーも追加され、武装に武装を重ねパワーを絞り出していくスカイライン。
ボディサイドのステッカーが、「4VALVE DOHC-RS」から「4VALVE DOHC RS-TURBO」に、そしてさらにその下に「INTERCOOLER」と追加されていったのを覚えている人もいるだろう。
日本初、世界初といった新しい技術やギミックが次々投入され、ライバルたちを圧倒し続けた。
マイナーチェンジでは、フラッシュサーフェイス化を突き詰めた「鉄仮面」になった。

最強であるためにありとあらゆる努力を惜しまない、それがスカイラインの矜持だったのだ。

スカイライン2000RS
スカイライン2000RS

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