シビック1200RS | ホンダ - 赤いバッジは今も昔もホットバージョンの誇り【旧車】

シビック1200RS | ホンダ - 赤いバッジは今も昔もホットバージョンの誇り【旧車】

この1200RSはよく言われるように、RSはレーシング・スポーツではなく「ロード・セイリング」、つまりヨットが帆走するかのように滑らかに道路を走り抜ける、という意味になります。


RSはレーシングスポーツではなく、ロード・セーリング

シビック1200RS

・モデル名 :シビック1200RS
・メーカー名:ホンダ
・年式   :1975
・撮影場所 :横浜ヒストリックカーデイ2017
・撮影者  :会長

初代シビックに設定された、カッ飛びバージョン

シビック1200RS

360cc時代の軽自動車で人気作だった「ライフ」の上級版といった位置づけでデビューした、初代シビック。
軽より一回り大きく安定感のある台形フォルムのFF2ボックスカーで、当時ヨーロッパで主流になりつつあったコンパクトハッチの思想を取り入れた「新時代のコンパクトカー」だった。

合理性を追求した設計に基づきベーシックに徹したグローバルカーとして開発され、コンパクトながらも広くて居心地のよいキャビンと必要十分な走りがバランスよくマッチした「よくできたクルマ」だ。
そんなクルマが売れないワケはなく、製造が追いつかず既存の軽4各車の工場ラインをシビックに振り向けざるを得なくなってしまった。シビックのヒットによってホンダが軽4から一時撤退になるほどだったんだ。

そんなコンパクトな大衆車として一躍大人気車種となった初代シビックだが、折からの排ガス規制などでエンジン出力は控えめとなっていたが、かつてのホンダエンジンのギンギンぶりを知る人たちにはやはり物足りなかったようだ。

そんな声に応えるかのようにホンダが投入したのが、この1200RSだ。
よく言われるように、RSはレーシング・スポーツではなく「ロード・セイリング」、つまりヨットが帆走するかのように滑らかに道路を走り抜ける、という意味だ。

もちろんこれは(おそらく)排ガス規制の厳しくなっていた当時の関係省庁の意向を意識したもので、誰も本気でその意味だとは思っていなかったことだろう。
実際、RSの走行性能は当時のレースシーンでもぞんぶんに発揮され、常勝サニーをはじめとするライバル達を苦しめた。
そしてストリートでも、赤い「RS」のバッジはアツいスポーツ魂の証として、走り好きたちを唸らせたのだ。

シビック1200RS
シビック1200RS

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