シビック1500RSL | ホンダ - 世界中を走り回るホンダの代名詞・シビックの初代ホットモデル【旧車】

シビック1500RSL | ホンダ - 世界中を走り回るホンダの代名詞・シビックの初代ホットモデル【旧車】

VWなどヨーロッパの2ボックス小型車を参考に、それまでのハイパワー・高性能路線ばかりでなく合理的なパッケージングやユーザーの利便性なども追及し開発された初代シビックです。


厳しい排ガス規制を乗り越え、世界中で大ヒットした初代シビックのCVCC

シビックCVCC

・モデル名 :シビックCVCC 1500RSL
・メーカー名:ホンダ
・年式   :1975
・撮影場所 :越後丘陵公園クラシックカー展2017
・撮影者  :会長

ホンダの技術力を世界に知らしめたCVCCエンジン

シビックCVCC

VWなどヨーロッパの2ボックス小型車を参考に、それまでのハイパワー・高性能路線ばかりでなく合理的なパッケージングやユーザーの利便性なども追及し開発された初代シビック。
もっぱら日本国内の販売を目的にしていた軽自動車とは異なり、合理的でベーシックに徹した「国際商品」として開発されたんだ。
コンパクトでありながら広いキャビンを誇り、さらに快活な運動性能と低燃費も高いレベルでバランスさせ、国際競争力のあるグローバルカーとしてデビューした。

そうはいってもやはりアツい走りのメーカーたるホンダのするところ、当然のようにホットモデルが用意された。それがグリルに赤いバッジが燦然と輝く「1200RS」であり、その後継モデルであるこの「1500RSL」だ。

「RS」というグレード名を見たら、今ならば間違いなく「Racing Sports」をイメージするだろう。
当時、排ガス規制やオイルショックなどの時代背景があり、それでは運輸省の認可を得られないだろうと今でいうソンタクがなされ、「ロード・セーリング」の略だとされたのはよく知られる話だ。

その排ガス規制も、各社が軒並みパワーダウンを余儀なくされる中、とくに当時世界一厳しくクリアすることは不可能だとさえ言われたアメリカの排ガス規制「マスキー法」(1970年)をホンダのCVCCエンジンが世界で初めてクリアするという偉業を成し遂げた。
そのCVCCエンジンを積んだ「シビックCVCC」はSAE(米国自動車技術者協会)に「20世紀優秀技術車(Best Engineered Car)」の1970年代優秀技術車に選ばれたほどだ。

当時、社長の本田宗一郎はこのCVCC開発の偉業をたいへん喜び、大幅な売り上げ増を期待していたが、開発した技術者たちに「売上増が目的ではなく、大気汚染を少しでも減らすために開発したのだ」とたしなめられ、いたく反省したという話も聞かれる。
いかにもホンダらしい、いいエピソードだね。

シビックCVCC1500RSLは、CVCCにより環境に適合しながら、運転の楽しさを失わない走りを実現した語り継がれるべき名車だ。

シビックCVCC

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