セドリック(3代目/230型) | 日産 - 歴代唯一、クラウンとの販売競争に競り勝った【旧車】

セドリック(3代目/230型) | 日産 - 歴代唯一、クラウンとの販売競争に競り勝った【旧車】

それまでの直線基調のスリークなボディから、当時最先端の抑揚が効いたコークボトルラインと呼ばれるボディラインに変更され、一気におしゃれでフレッシュなイメージに変化しました。


セド・グロあわせて同世代のクラウンの販売台数を上回った快挙

セドリック

・モデル名 :セドリック(3代目/230型)
・メーカー名:ニッサン
・年式   :1970
・撮影場所 :第5回 昭和のクルマを守る集い(西武園ゆうえんち)
・撮影者  :ミノ

この世代からセド・グロは双子の姉妹になりました

セドリック

同じタイミングでモデルチェンジしたグロリアとは、この世代からエンブレムなどのオーナメント類以外はほとんど共有する双子の姉妹になったセドリック。
それまでの直線基調のスリークなボディから、当時最先端の抑揚が効いたコークボトルラインと呼ばれるボディラインに変更され、一気におしゃれでフレッシュなイメージに変化した。

あわせて、ライバルたるトヨタ・クラウン(3代目)の2ドアハードトップが人気を博していたためセドグロにも3代目から2ドアハードトップが設定されるようになった。
それどころか、後のマイナーチェンジの際には日本初となる4ドアハードトップが投入され、大変な人気になったんだ。

ハードトップのスポーティさと広々としたウインドウ開口部、4ドアの利便性とサッシュレスドアによるスタイリッシュさをすべて兼ね備えた4ドアハードトップはセダンとかなり雰囲気が異なり、セドリック・グロリアの人気を決定づけるものとなった。
セダンは丸4灯、ハードトップは大型角目2灯で差別化も図られていて、ハードトップの特別感がうまく演出されていたようだね。

いっぽうでライバルのクラウンは同時期にデビューした4代目の「クジラ」と呼ばれる独特のデザインがいまいち世の中に受け入れられず、「クラウン史上唯一にして最大の失敗」とまで言われてしまっていた。販売は振るわず、セド・グロに後塵を拝する形となってしまったんだ。
結果として、歴代のセドリック/グロリアの中で唯一クラウンとの販売競争に競り勝ったのがこの3代目なんだ。
国内専用モデルとされるクラウンとは異なり、ダットサンブランドで輸出もされていたよ。

セドリック

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