「二つ折りコタツ」…折りたたんで収納スペースが半分になる

「二つ折りコタツ」…折りたたんで収納スペースが半分になる

昭和レトロ家電蒐集家の増田健一さんが貴重なコレクションを紹介するコーナーです。今回取り上げるのは「二つ折りコタツ」。コタツでみかん、懐かしい光景です。


愛称を「横綱」と名付けて丈夫さをアピール

今回の昭和レトロ家電

東芝 二つ折り やぐらこたつ「横綱」 昭和44年 6,200円
(この年のEPレコード(ドーナツ盤) 370円)

昭和41年、やぐらの部分が二つに折りたためるコタツが東芝から発売されました。団地やアパートなどの狭い部屋でも収納スペースが半分で済むというアイデアで、キャッチフレーズは「大きく使え、小さくしまえる」。強度は従来のものと変わらないのですが、”折り畳みは弱い”というイメージがあるため、翌42年からは愛称を「横綱」と名付けて丈夫さをアピールしました。「従来の常識を変えた商品」として話題を呼び、その後各社からも同様の商品が発売されました。

コタツを立てて、脚を取り外します

折り畳み始めると、電熱部が切ってある溝に入ってゆきます

コンパクトな二つ折りになりました

ゴールデン横丁の仲間たち | 増田 健一(ますだ けんいち)

https://goldenyokocho.jp/articles/634

昭和38年、大阪・千林でカメラ屋の長男として生まれる。昭和57年国鉄に入社、車掌や運転士として従事。昭和30年代のレトロ家電や雑貨に魅せられ収集を始める。平成14年JR西日本を退社。 古道具屋の店員を経て、現在も会社勤めのかたわら収集の毎日。平成23年から大阪市立住まいのミュージアム特別研究員。大阪、東京などでコレクション展を開催し、いずれも好評を博している。 ※「昭和レトロ家電」は増田健一さんの登録商標です

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