町田忍と万年筆│モンブランにペリカン…大人な筆記具の魅力

町田忍と万年筆│モンブランにペリカン…大人な筆記具の魅力

今回、庶民文化研究所の町田忍所長が紹介するコレクションは大人な筆記用具・万年筆。メモするときにさりげなくチラつかせる高級感。大人だけに許されたアイテムのようで憧れた元少年も多いのでは?もちろん、そのコレクションも半端じゃないので、お楽しみに!


庶民文化研究所の町田忍所長と万年筆

いい万年筆は、大人の嗜み

子どものころは当たり前に使っていた筆記用具。しかし、大人になれば筆記具を手にする機会もグンと減るもの。だからこそ、そこにこだわることに大人の色気を感じる。そんな江戸っ子の粋のようなこだわりアイテムと言えるのが「万年筆」ではないだろうか?
子どものころには消耗品でしかなかった筆記用具が、実用的でかつ、美術品のようなきらめきを放つのだから、憧れない男はいないはず。(言い過ぎ!?)
当然、人生を楽しむ粋なオヤジ・町田さんもそこには強いこだわりがあるようで、いくつもの万年筆コレクションを見せていただくことになった。

モンブランやペリカン、などなど…万年筆ブランドの中では最高級レベルの品々が次々に現れて、ビックリしてしまった。超希少な限定品まで登場する、驚きのコレクションをぜひご堪能あれ!

デルタ Peaceシリーズ(イタリア)

デルタ Peaceシリーズ(イタリア)

1982年創業、イタリアのブランド『デルタ』の万年筆。他のブランドに比べると歴史は浅いものの、ご覧のようなマーブル模様など、カラフルな色使いが人気を呼び、あっという間に有名ブランドに成長した。なんと1994年には首脳会議の公式筆記具に選ばれたんだそう。
だが、残念ながらデルタは2018年には廃業。

デルタ Peaceシリーズ(イタリア)

町田さんが保有している万年筆は、「Peaceシリーズ」と呼ばれるもの。鳩のマークでなんとなくわかるかもしれないけど、テーマは平和。そもそもは平和を願い世界の真実を伝える報道ジャーナリストを称えるために作られたのだとか。まさに「ペンは剣よりも強し」を体現した万年筆だ。

デルタ ルグドナムM(イタリア)

デルタ ルグドナムM(イタリア)

こちらも同じく『デルタ』の万年筆。「ルグドナムM」というもの。デルタの真骨頂であるカラフルなボディーが魅力の一本………なのだが、残念ながら町田さんが所有しているこちらは壊れてしまったそう。

ペリカン スーベレーンシリーズ(スイス)

ペリカン スーベレーンシリーズ(スイス)

続いては世界中から愛されている万年筆の定番にして王道、スイスの『ペリカン』。中でも特に人気の高い「スーベレーン」というシリーズ。トーマス・マンなど世界的な文豪も愛用したと言われている代物で、今でも万年筆ファンに愛されている一本だ。
町田さんが持っているのは字幅が最も太いタイプ。町田さんは太い書き味がお好きなようだ。

スーベレーンの特長である緑の縞模様

スーベレーンの特長である緑の縞模様もご覧の通り。ちなみにこの縞模様はどれも微妙に違うらしい。こういうところ、ハンドメイドならではの魅力だよね!
ペリカンはスイスに本社があるんだけど、創業者がドイツ人で、今もドイツで人気のあるブランド。町田さんが持っている万年筆もドイツのものらしい。うーん、ややこしいw

モンブラン マイスターシュテュック149

モンブラン マイスターシュテュック149

言わずと知れた万年筆の最高級ブランド『モンブラン』。その看板商品である「マイスターシュテュック」。町田さんが保有しているのは149という最も太軸のものだ。
とにかくこのモンブラン、そしてマイスターシュテュック、さらに149というものは万年筆愛好家がこぞって褒め称える最高級品。見た目も芸術品のように美しければ、書き味も素晴らしいのだとか。うーん、こんなんで文字を書いたらなんか天才的な文章が書けそうな気がしてくるぜ。

手作業でゴールドにコーティングされた美しいペン先

ペン先もまさに「美しい」の一言。手作業によりゴールドでコーティングされているんだって。そして、モンブランのペン先の特長である、ブランドロゴであるホワイトスターと、モンブランの標高「4810」の刻印が確認できる。
はぁー、ホントカッコいいな、コレ…。

モンブラン 作家シリーズ アガサ・クリスティ(スイス)

モンブラン 作家シリーズ アガサ・クリスティ(スイス)

こちらはモンブランが、稀代の小説家への敬意を込めて制作した作家シリーズのうちの一本。推理小説の第一人者であるアガサ・クリスティを称えたもの。
キャップには純銀製の蛇が巻き付いていて、アガサ・クリスティのサインも刻印されている。さらに、蛇の目はなんと天然のルビーという贅沢なもの…(゚A゚;)ゴクリ

蛇の目は天然のルビー

関連する投稿


町田画伯が昔ながらの銭湯を絵で再現

町田画伯が昔ながらの銭湯を絵で再現

今回は町田画伯が描く、在りし日の銭湯の絵をご紹介!町田画伯ならではの筆致で描かれる銭湯は、本物以上にレトロな趣があり、とてもイイ!また、こんなにさまざまな建築様式があるのかと、ハッとさせられるところもあるので、ぜひ楽しんでもらいたい。


ハコスカケンメリも…GT-Rはやっぱり男の夢!旧車が集まる東京オートサロン2020で見つけたオヤジが好きそうな名車たち(2)

ハコスカケンメリも…GT-Rはやっぱり男の夢!旧車が集まる東京オートサロン2020で見つけたオヤジが好きそうな名車たち(2)

スーパーカーブーム真っ只中を生きた昭和のオヤジ世代が大好きなクルマの祭典「東京オートサロン2020」に行ってみた!東京オートサロンの会場で見つけた伝説級の旧車・名車をご紹介!やっぱりハコスカケンメリは外せないよね!


あの旧車が町田画伯のイラストで蘇る!レトロなテイストで往年の名車を描いてみた

あの旧車が町田画伯のイラストで蘇る!レトロなテイストで往年の名車を描いてみた

庶民文化研究家であり、銭湯研究家であり、さまざまな顔を持つ町田忍さん。そんな町田さんの画伯としての側面を今回はご紹介。町田画伯の数あるイラストの中から今回、テーマに選んだのは「旧車」。精緻、だけど、どこかノスタルジックな町田画伯の旧車イラストをご覧あれ!


旧車も発見!趣味車の祭典・東京オートサロン2020で見つけたオヤジが好きそうな名車たち

旧車も発見!趣味車の祭典・東京オートサロン2020で見つけたオヤジが好きそうな名車たち

スーパーカーブーム真っ只中を生きた昭和のオヤジ世代たちが大好きなクルマの祭典「東京オートサロン2020」に行ってみた!今回は、昭和オヤジが喜びそうな車をピックアップ。あとついでにかわいいコンパニオンのオネーチャンも少しだけ…。


町田忍とポケットティッシュ│街角で配布されていたポケットティッシュのチラシ

町田忍とポケットティッシュ│街角で配布されていたポケットティッシュのチラシ

今回、庶民文化研究所の町田忍所長が紹介するのは、街角で配布されていたポケットティッシュ。そこは庶民文化の第一人者である町田さん。目をつけたのはポケットティッシュ本体ではなく、一緒に配布されていたチラシのほう。ポケットティッシュに広告として挟まれたチラシから、芸能人や有名キャラとコラボしたものまで、バラエティ豊かなポケットティッシュチラシの数々をご覧あれ!


最新の投稿


メイズ・フィーチャリング・フランキー・ビヴァリー - Back In Stride Again - 1985年

メイズ・フィーチャリング・フランキー・ビヴァリー - Back In Stride Again - 1985年

ハマるとクセになるキング・オブ・レイドバック・グルーヴの代表作。欧米ではビッグ・ネームなのに日本での知名度はそれほどでも・・・というミュージシャンがいますが(例:The Who、AC/DC、デペッシュ・モード)、Mazeもその文脈で語られがちなバンド。フランキー・ビヴァリー(vo)を中心に結成され1970年代にデビューし、マーヴィン・ゲイのプッシュもあってヒット作を量産しました。ソフトな歌声やミディアム・テンポなのにグルーヴ感あふれるバンド・サウンドで現在でも大御所ソウル/ファンク・バンドとして根強い人気を誇ります。


町田画伯が昔ながらの銭湯を絵で再現

町田画伯が昔ながらの銭湯を絵で再現

今回は町田画伯が描く、在りし日の銭湯の絵をご紹介!町田画伯ならではの筆致で描かれる銭湯は、本物以上にレトロな趣があり、とてもイイ!また、こんなにさまざまな建築様式があるのかと、ハッとさせられるところもあるので、ぜひ楽しんでもらいたい。



スライ&ザ・ファミリー・ストーン - I Want to Take You Higher - 1969年

スライ&ザ・ファミリー・ストーン - I Want to Take You Higher - 1969年

70年代ファンクのスーパースター。リーダーのスライ・ストーン(vo,key)が自らの弟妹やラリー・グラハム(b)ら、当時としては珍しい白人黒人男性女性混成メンバーと結成し、60年末~70年代前半にかけて大活躍したバンド。16ビートのリズムとロックを融合させ、ファンクの始祖のひとつに数えられます。


電波人間タックル(仮面ライダーストロンガー) - 涙を誘ったヒロインの最期

電波人間タックル(仮面ライダーストロンガー) - 涙を誘ったヒロインの最期

昭和時代の仮面ライダー第一期の締めくくりとなった『仮面ライダーストロンガー』。その中に登場したシリーズ初の変身ヒロインがこの「電波人間タックル」です。愛車は「テントロー」。