トヨペット・コロナ | トヨタ - 安全性への配慮をアピールしてデビューした5代目【旧車】

トヨペット・コロナ | トヨタ - 安全性への配慮をアピールしてデビューした5代目【旧車】

トヨタ・コロナの5代目です。安全性への配慮がアピールポイントになっていました。


安全性への配慮を前面に押し出すのは目新しく、注目された

・モデル名 :トヨペット・コロナ2000GT
・世代/型式:5代目/T100型系
・メーカー名:トヨタ
・年式   :1978
・撮影場所 :クラシックカーフェスティバル in ところざわ 2017

各社がこぞって新型車を投入し、性能アップのしのぎを削っていた中で「予防安全」をキーワードにしてデビューした5代目トヨペット・コロナ。
走りの良さではなく、積極的に乗員の安全性確保をはかった設計を取り入れ、そのことをアピールするのは当時かなり珍しく話題になった。

今でこそ当たり前の考え方だけど、当時はレースの結果が新型車の売れゆきに直結するような時代。ユーザーはこぞって性能のよいクルマを求め、メーカーもそれに応えることに全力を挙げるというのが普通のことだったんだ。

そんな中、衝撃を吸収するショックアブソーバーを内蔵した前後バンパーを装備したり、前後のオーバーハングをクラッシャブルゾーンとして考え衝突時に車室を守る設計を施すなど、とても先進的な思想に基づいて開発されたようだ。

安全性といってよいか分からないけど、面白いところでは「OKモニター」という、車両の異常を検知する装置も装備されていたんだ。これは「11の安全項目を電子頭脳が診断」なんてキャッチコピーがつけられていて、バッテリーやオイル、冷却液の液量や灯火類の電球切れ、ブレーキパッドの残量などを自動でチェックし異常があると警告灯で知らせるというギミックだ。
これもまあ今はほぼ当たり前の装備ではあるんだけど、当時こういうことを積極的に導入している車種はほとんどなかったからなかなか画期的だったといってよい。

思想はかなり先進的だったんだけど、デザインや運動性能のほうはいたってオーソドックスというか、よく言えば手堅いイメージ。大人気だった2代目・3代目あたりのコロナに比べると地味めで面白味に欠けていたのはよく言われるところだ。
そういえば、役場や小中学校の駐車場でよく見かけたような記憶があるよ。

モデルライフ後半は往年のベストセラーカー、ブルーバードとの熾烈な販売競争「B・C戦争」は昔のこと・・・といった様相だった。後期型はタクシーや教習車、営業車といった業務用の用途に就く車両も多かったようだね。

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