セドリックスペシャル6 | 日産 - 日本人好みにアレンジされた欧州デザインのセダン【旧車】

セドリックスペシャル6 | 日産 - 日本人好みにアレンジされた欧州デザインのセダン【旧車】

日産の高級セダン、セドリックの2代目です。初代のアメリカンスタイルからヨーロッパテイストに様変わりしています。スペシャル6にはL20型OHC6気筒ツインキャブ2,000 ccエンジンが搭載されました。


クラウンと切磋琢磨しながら国産高級車の品質を高めていった

・モデル名 :セドリックスペシャル6
・世代/型式:2代目/130型系
・メーカー名:日産
・年式   :1970
・撮影場所 :2017トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル in 神宮外苑

昭和40年(1965年)に登場した2代目・130型系セドリックは、イタリアのカロッツェリア・ピニンファリーナがデザインを手がけたことで知られている。
ピニンファリーナといえば、フェラーリ等のスーパースポーツや、日産ブルーバード(410型)、ホンダ・初代シティのカブリオレ(カブリオレ化に伴うリデザイン)などが有名だ。
こと国産車のデザインはごく限られており、2代目セドリックは貴重な存在ともいえる。

だが、ブルーバード410もそうだったが、欧州車風味が強かったデザインはいまいち受け入れられなかったのか、後期型にマイナーチェンジする際に特徴的なグリル周りなどがスタンダードな造形にリデザインされてしまった。
この後期型130セドリックは、非常にスタンダードなセダンらしさ全開なたたずまいとなっているが、特徴的な造形美と引き換えにセールスは改善したようだ。

2代目セドリックはタクシーやパトロールカー、ワゴンをベースにした救急車など、さまざまな「働くクルマ」が作られたことも記憶に残る。
当時はまだワンボックスタイプが少なかったこともあってか、クラウンワゴンなどとともに救急車に架装される例は多かったようだ。
実はパトカー用の専用仕様として、3リットルや4リットルの大型エンジンを搭載した「パトロール」というモデルも存在した。

昔の映画やドラマを見ていると、劇中車で登場することも結構あるようだ。
面白いところでは、「ウルトラセブン」において、モロボシダンの愛車として登場するシーンがあるんだ。例のポインターと一緒に登場したりもする。
セドリックはその後の世代もさまざまな形で劇中車に使われる事例があるけど、それはなかなか歴史が深い。

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