【昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る】SONY スタジオシリーズ CF-1990

【昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る】SONY スタジオシリーズ CF-1990

ビデオ工房トパーズを主宰するオーディオ研究家の中村雅哉さんがマニアックに深堀する「昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る」シリーズ。今回は20cmウーハー搭載で音質を極めた「SONY スタジオシリーズ CF-1990」をお届けします。


Studio1990 CF-1990 の魅力を探る

まずは実機の画像から

CF-1990
CF-1990
CF-1990
CF-1990
CF-1990

単品カタログのアピールポイントを見てみよう

CF-1990 単品カタログ 1976年5月 印刷より

20cmウーファーと5cmツイーターの2ウェイ・スピーカー。5,500mW(EIAJ/DC)
迫力あるサウンド。自動的にテープ再生をくり返すオートリピート機構を搭載。
基本性能のかずかず。使いやすさを考えた設計です。

走行幅120mmの大型・横型ダイヤル

見やすく、選局しやすいようにダイヤル目盛盤は大型です。走行幅120mmと、スケールを広くとりましたので、繊細で正確な選局ができます。高級チューナーのフィーリングをデザイン的に生かしました。

録音レベルを思い通りに調節できる  マニュアル録音で、ナマロクの迫力

ミキシングプレイでダイナミックな音とか、衝撃音などを録音したいときは、そのなまなましさを一層強めるマニュアル録音が効果的です。録音レベルを好みのままに調節するテクニックで、リアルな録音ができます。

ひとつで3役をこなすメーター、 高感度設計で、とくに鋭敏な針の動きです

①チューニングメーター
 ラジオ受信時のときの電波の強さを示します。いちばん右に振れたところが最良の同調点です。
②バッテリーチェックメーター
 テープ再生中に、電池の消耗度を示します。指針が緑の線の範囲内であれば、まだバッテリーはOK。
③録音レベルメーター
 録音中の入力の強弱がわかります。

暗いところでの選局、バッテリーチェックに便利、ダイヤルライト

ラジオの選局、バッテリーチェックのとき、ライトボタンを押すと、メーターとダイヤル目盛盤が明るく照らしだされ、文字が美しく浮き上がります。夜中でも聞きたい局を見つけやすく、また、暗いところで、録音前のチェックもスムーズにできます。

MWの録音を明瞭にするISSスイッチ

MW放送を受信しているときには出なかったのに、録音状態にすると「ピー」というビート音が出る場合があります。そんなときに、このスイッチを利用。ビート音が消えてきれいな録音ができます。ISS(Interference Suppress Switch : 干渉防止)

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