コロナマークⅡ | トヨタ - 小型上級車市場を狙ってクラシック調を取り入れた【旧車】

コロナマークⅡ | トヨタ - 小型上級車市場を狙ってクラシック調を取り入れた【旧車】

トヨタの上級小型車、コロナマークⅡの三代目です。欧州車風のデザインテイストを取り入れクラシカルな雰囲気が独自の存在感を放っていました。


開発コンセプトは「堅気になろう3代目」???

・モデル名 :コロナマークⅡ
・世代/型式:3代目/X30/40型
・メーカー名:トヨタ
・年式   :1980
・撮影場所 :クラシックカーフェスティバル in ところざわ 2017

先代となる2代目・X10/20型コロナ・マークⅡは「小型上級車」な作りであるにも関わらず、レジャーユースやパーソナルユーザーをターゲットにしたりといった販売面での失策があったりして苦戦を強いられたことから、3代目ではあらためてターゲットを「小型上級車」市場と設定し、コンセプトを見直すことになった。
そこで標榜されたのが『堅気になろう3代目』というコンセプトワードだ。

か、堅気になろう・・・って、2代目は堅気じゃなかったのか?と思ってギョッとしてしまうけど、どうやらレジャーとか遊びなどの軟派な路線ではなくて、きちんとしたいいクルマを作り直そうという意気込みだったようだ。

3代目で採用されたデザインは、当時のアメリカ車で人気が高まっていた、欧州調のセミクラシックというスタイル。
うーん、まあ言われてみればなんとなく分かるかな。
当時としては、かなりフレッシュなデザインであったことは間違いなくて、まだまだやぼったいデザインの多かった国産セダンの中では白眉といってもいいだろう。
複雑なプレスラインをもつボンネットまわりや、大型の単眼2灯の内側にフォグランプと押し出しの強いグリルを埋め込むデザインは、当時のアメリカンフルサイズクーペなどにも通じるものがある。

ちなみに、後の世代のマークⅡでは「マークⅡ3兄弟」と呼ばれる、チェイサーとクレスタがあるけれど、この世代で販売店違いの「チェイサー」が設定された。
灯火類のデザインが異なるが基本的には同じ車と言っていい。
また、マークⅡの最上位グレード「グランデ」も、この3代目から設定されているよ。
後々のハイソカーブームにつながるマークⅡのコンセプトは、3代目でしっかりと固まったと言っていいだろう。その後の大人気っぷりは、改めて言うまでもないところだ。

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