セドリックバン・スタンダード | 日産 - 「大都会 PartⅢ」に登場【旧車】

セドリックバン・スタンダード | 日産 - 「大都会 PartⅢ」に登場【旧車】

日産・セドリック、3代目の230型のバンです。3代目からグロリアとプラットフォームを共有する姉妹車になりました。


大都会PartⅢ第42話「シージャック強盗団」”前島”仕様

日産・セドリック バン

・モデル名 :セドリック バン スタンダード
・世代/型式:3代目/VN230N型
・メーカー名:日産
・年式   :1971
・撮影場所 :クラシックカーフェスティバルinところざわ 2017

劇中車というと、特徴的なカスタムが施されそれ自体がキャラクターとして独立した存在になるようなものがイメージされることが多い。
「西部警察」の特車シリーズとか、「あぶない刑事」に登場する日産・レパードだとか、はたまた「サーキットの狼」に出てくるスーパーカー達であるとか。

そういったド派手系だけではなく、ドラマや映画の中で重要な位置を占める「役者」のような存在の車だって、劇中車のひとつだといっていい。
今回のセドリックバン・スタンダードがそれだ。
1970年代後半に日本テレビ系列で放映された大人気テレビドラマ、『大都会』シリーズに登場した。
より具体的にいうと、「大都会PartⅢ」の第42話、「シージャック強盗団」で石橋蓮司が演ずる”前島”が運転していたクルマだ。

制作はあの石原プロモーション

『大都会』シリーズは、1976年から79年に日本テレビ系でPartⅠからⅢまで全3シリーズが放映された、人気テレビドラマだ。ちなみに制作は、あの石原プロモーションだ。
渋谷周辺を所轄とする「城西警察署」管内を舞台に、渡哲也が演じる黒岩刑事を主人公とする刑事ドラマで、PartⅠのころは事件ネタを中心にしたいわゆる刑事ものだった。
「太陽にほえろ!」や「熱中時代」などと並んで、日テレの人気ドラマシリーズとして高い視聴率を誇った人気番組だ。

人気が高まるにつれ、だんだん銃撃戦やカースタントなどのアクションシーンが多くなっていって、PartⅢの頃にはそれこそ後の西部警察につながるような内容になっていった。
(余談だけど、西部警察はテレビ朝日系列なのだが「大都会PartⅢ」のイメージや設定、キャストなどがかなり受け継がれている。日テレ系からテレ朝系に舞台を移した背景には、大ヒットコンテンツをめぐる諸々の事情が、これまたドラマになるぐらいいろいろあったと言われているよ)

第42話の「シージャック強盗団」はそんな時期の放映回で、1970年の「瀬戸内シージャック事件」を想起させるような銃撃戦やスタントシーンが盛り込まれた印象的な回だ。
「大都会」のド派手なアクションシーンや捕物は当時、よく「まるで大都会のワンシーンみたいだな」のような感じに、他の映画やドラマでセリフのネタにされたりしていた。
それぐらい、インパクトがあるドラマだったんだね。
そんなドラマの劇中車仕様だなんて、実にいいところを突いておやじ心をくすぐってくれるじゃあないか!

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