ハイサワーは輩サワー!?誕生秘話に迫る!「わ・る・な・らハイサワー」の博水社・田中秀子社長に訊く! その1

ハイサワーは輩サワー!?誕生秘話に迫る!「わ・る・な・らハイサワー」の博水社・田中秀子社長に訊く! その1

今回は庶民文化研究所の町田忍所長の交友関係を探るコーナー!お酒の割り材の元祖であるハイサワーで有名な博水社さんに潜入!町田さんとの関係や、ハイサワー誕生秘話について博水社田中秀子社長に訊く!


ハイサワーとゴル横のコラボ美尻

「わ・る・な・らハイサワー」博水社の田中社長と町田さんは飲み友だち!

速報でもお伝えしたが、我らが町田さんの人脈をフル活用し、先日「わ・る・な・らハイサワー」でおなじみ、お酒の割り材の元祖「ハイサワー」の製造元である博水社さんにお邪魔してきた。
なんでも博水社の現・社長であり三代目となる田中秀子さんは町田さんの飲み友だちなのだとか。うーん、さすがの人脈でございます。

いつか町田さんの飲み友だちフルメンバーと合同飲み会をしてみたいものであるw

博水社

博水社さんはハイサワーであれほど有名な企業ではあるんだけど、かれこれ60年以上もの間、東京は目黒を拠点に頑張っている地域密着型な会社なのである!今回はその本社にお伺いして、三代目社長で町田さんの飲み友だち、田中秀子社長とお会いしてお話を伺ってきた。

博水社田中秀子社長と庶民文化研究所町田忍所長

こちらが田中秀子社長!なんと、わざわざハイサワーの前掛けを着用して、準備万端で取材に臨んでくれたw写真からも伝わってくると思うが、ホントに朗らかな方でめちゃくちゃ親しみやすい人!町田さんの性格も相まって非常に和気あいあいとした雰囲気で取材が進んでいった。

さて、速報を読んだ人はもしかしたら例のお尻ポスターの話題を心待ちにしているかもしれないのだが、今回はそのお話はお預けするつもりなのであしからず。ほら、楽しみは後に取っておくものでしょ?w
というわけで、まずはハイサワーの誕生秘話について、いろいろと教えていただいたので、それをご紹介しよう!

わ・る・な・らハイサワー誕生秘話

ハイサワーラッピングトラック

レモンサワーを皮切りに今でこそお酒をジュースなどの飲料で割る飲み方はごくごく一般的になっているが、実はこのハイサワーが登場するまで日本ではこういった飲み方がほぼなかったということを世のレモンサワー好きのオヤジたちはどれくらい知っているだろうか?
さっきからハイサワーを割り材の元祖元祖と言っているが、それは商品化したのが初めてということはもちろん、水や炭酸水以外のものでお酒を割るという飲み方を世に広めた元祖、という根本的な意味も含んでいるのである。
そんなハイサワーが誕生したのは1980(昭和55)年のこと。ずいぶんと最近のことなのだ。

田中社長によると、もともと博水社さんはラムネの製造販売をするラムネ屋さんとして1928(昭和3)年に創業されたらしい。しかし、戦後の飲料業界はアメリカ資本の飲料メーカーが進出し、小さいジュース屋さんは対抗する力もなく、多くの中小企業が淘汰され、大手企業の独占市場となってしまったのだとか。それでもなんとか夏場は売れても、ジュースという特性上、冬は売れないという……
そこで、『ラムネ以外の飲み物を!』と、田中社長のお父さんに当たる二代目社長が生み出したのがハイサワーなのだ!

もちろん、実際の開発までの道のりはこんな言葉で表せるようにアッサリしたものではないけどね(汗)ジュースが売れなくなって、ノンアルコールビールに挑戦してみたり、でも原料が入手困難で暗礁に乗り上げたり、さまざまな苦労を乗り越えているのだ!
そもそも今のようにちょうどいい塩梅の割り材を生み出すレシピ作りも大変なものなのだ!ハイサワーはもちろん、ジュースやビールなどの香料は田中社長によると「涙一粒の100分の1、1000分の1」という細かーーーーーい調整の世界なのだとか(゚A゚;)ゴクリ
そんな細かい分量を調整して調整して、ようやくたどり着いたのがいまのハイサワー…そりゃあうまいはずです!
ちなみに最後の最後のそれ自体はお酒じゃなくてお酒の割りものなのに隠し味的な白ワインの風味は、田中社長のお母様が試飲の際に加えたものだそう。
……ってなことを田中社長と、とある博水社の歴史が描かれた漫画から学ばせていただきましたw

ハイサワーの語源は、吾輩の「輩サワー」

ちなみに「ハイサワー」という言葉だが、サワーのほうは「sour」という英語で、「酸っぱい」などの意味のほか「蒸留酒を割ったカクテル」という意味があるそうだ。ではハイは?というとなんと「我輩」の「輩」なのだとか。先代社長が「我輩が日本で初めて作ったサワー」という意味で「輩サワー」と命名したそうだw
だから、正式な商標は「ハイサワー」ではなく「輩サワー」なんだそうなwww

輩サワー

つまりいわゆるチューハイと呼ばれるものは本来はサワー表記が正しいということになるのだが、日本ではレモンハイ、ウーロンハイ、緑茶ハイとさまざまなハイがあふれているのは、ひとえに博水社さんの「ハイサワー」の「ハイ」の力ということになる。さすが元祖割り材だよね…(゜o゜;

人が作り、人が広げ、人が支えたハイサワー

田中社長と町田さん

さて、そんな努力の結晶とでもいうべきハイサワーだが、当然ながらできました!ハイ売れました!とはいかないわけで、大きな広告も打てない状態でなんとか仕入れてもらうために、当時の社員や社長が考えた営業活動があった。

それは自分たちのなじみの居酒屋にハイサワーの営業に行くことw ハイサワーの商品を持って、行きつけのお店を訪ね、軒先で実際に作ってみせ飲んでもらう。そして気に入ったらお試しで置いてもらう…そんな地道な努力を重ねていった結果、目黒・武蔵小山界隈からはじまったハイサワー人気は、各地の居酒屋のママネットワーク、呑兵衛ネットワークにのり、あれよあれよと広まっていったそうな。ネットもない時代でも本当にウマいものっていうのはジワリジワリと広がり、定着していっちゃうもんなんだね!
ちなみに武蔵小山にある老舗居酒屋「牛太郎」さんはハイサワー誕生以来ずーーーーっとハイサワーでレモンサワーを作り続けているんだそう。まさにハイサワー人気の立役者だね!


先代社長が作り、社員が足を使って地道に営業し、居酒屋さんと呑兵衛たちが広げたハイサワー。まさに、人と人のつながりがいまのハイサワー人気を作ったとも言える。そしてそのハイサワーを現・社長である田中秀子さんが新商品の開発や、美尻ポスターによるプロモーションなど、さらに広げていっている。

ハイサワーはそんな厚い人情にあふれる割り材なのである。

まだまだ残暑が厳しい季節。せっかくだからゴル横を見ているオヤジたちはキンキンに冷えたハイサワー製レモンサワーで乾杯してみてはいかがだろうか?
ちなみに、最近ではハイサワー缶という自分で割らなくても
お酒の入った商品も登場しているので、注目だぞ!

次回はエロオヤジお待ちかねの美尻ポスターをはじめとした、博水社グッズについて紹介するので、お楽しみに♪

【速報】町田忍の交遊録│「わ・る・な・らハイサワー」の博水社

https://goldenyokocho.jp/articles/2494

今回は町田さんの交友関係を探る「まちだ交遊録」のコーナー!夏になると呑みたくなるものといえば、ビールはもちろん、最近ならレモンサワーも人気!そんなサワーを作るために欠かせないハイサワーの博水社さんに潜入!

町田忍の交遊録│「わ・る・な・らハイサワー」の博水社 その2

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ゴールデン横丁の仲間たち | 町田 忍(まちだ しのぶ)

https://goldenyokocho.jp/articles/677

ありとあらゆる庶民文化に精通し、膨大なコレクションとエピソードをお持ちの「庶民文化研究所」所長、町田忍さん。 昭和レトロそのもののような町田さんの研究所にお邪魔し、膨大なコレクションから懐かしいアイテムをピックアップ。懐かしいエピソードや知られざる裏話、さらに華麗なる交友録までお届けします。

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