【昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る】SONY スタジオシリーズ CF-1980Ⅱ

【昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る】SONY スタジオシリーズ CF-1980Ⅱ

ビデオ工房トパーズを主宰するオーディオ研究家の中村雅哉さんがマニアックに深堀する「昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る」シリーズ。今回はモノラルラジカセの完成形との呼び声高い名機「SONY スタジオシリーズ CF-1980Ⅱ」をお届けします。


Studio1980Ⅱ CF-1980Ⅱ の魅力を探る

まずは実機の画像から

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単品カタログのアピールポイントを見てみよう

(CF-1980Ⅱ 単品カタログ 1976年2月頃 印刷より)

基本性能のかずかず。どこをとってもしっかりしています。

録音中でも、聞いているラジオの音量・音質を自由に変えられるバリアブルモニター

本格的なスタジオ・ミキシング。BCLも楽しめる3バンド。3,200mW(EIAJ/DC)の大出力。チューナー部、オーディオ部、メカニズム3拍子そろって高水準を誇ります。

ラジオ放送を録音する場合、録音レベルは聞いているラジオの音量・音質にかかわらず、つねに一定です。小さな音で聞いているときでも、大きな音で聞いているときでも、録音したいところで、ポンとボタンを押すだけ。途中で、ラジオの音量・音質を変えても、録音に影響がありません。

テレビやプレーヤーから録音するとき、内蔵スピーカーで聞けるラインイン・モニター

テレビやプレーヤーをラインインジャックにつないで録音するとき、録音中の音を内蔵スピーカーで聞けるべんりな設計です。しかも、聞いているスタジオ1980Ⅱの音を大きくしたり、小さくしたりしても録音レベルは変わりません。

テープが終わるとメカニズムが自動ストップするフル・オートシャットオフ

録音、再生、早送り、巻戻しのあらゆる状態で、テープが終わると、ロックしたボタンが自動的にもとに戻ります。うっかり、テープを止め忘れて外出しても、電池をむだに消費することがありません。また、このメカは、スリープタイマーのかわりになります。テープを再生状態にしておけば、ラジオを聞きながら、テープを聞きながら、また、録音しながら眠ってしまっても安心。テープの片道分の長さがスリープタイマーかわりになり、テープが終わってボタンが戻ると同時に、ラジオのスイッチも自動的にOFFに戻ります。

すぐれた感度と音質のエレクトレットコンデンサーマイク内蔵

ソニーのエレクトレットコンデンサーマイクは、音の良さで定評があります。そのノウハウを生かし、小型化して組み込みました。録音のたびに、マイクをつなぐ必要はありません。録りたいときに、ボタンを押すだけ。タイミングをとらえた録音スタートができます。

録音・再生中のテープの走行を一時停止するポーズボタン

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