Nakamichiのコダワリ – ナカミチのカセットテープ

Nakamichiのコダワリ – ナカミチのカセットテープ


Reference Recording by Nakamichi - LALO SCHIFRIN/Ins and Outs (RD-2005)

Sound Of Nakamichi Reference Cassette Series - Shadowfax TOO FAR TO WHISPER (RD-6001)

さまざまな調整用テープ

最後に、ちょっとマニアックで一般的なナカミチファンの方には???なテープを紹介します。

カセットデッキを修理、調整されている方はご存知かと思いますが、調整するためには、テープパス、レベルなど調整するために専用テープが必要です。しかしながら、現在は需要が減ったことによりディスコンとなっており、あったとしても、個人向けには販売してくれない場合がほとんどです。

他のカセットデッキ・メーカーの多くは、この(調整用テープの)専門メーカーで販売されているテープを使用するのですが、ナカミチはコダワリがありますから自社扱い品を使っていました。パーツナンバーが与えられており、社内ストックから部品供給されていたと思われます。

そのナカミチの調整用テープもサービス向けパーツであり、当然個人には販売していないと思われますが、運よく海外オークションで入手することが出来ました。恐らく、海外の修理サービス会社が廃業した際に放出されたものではないかと思います。サービスマニュアルに記載されている品番から読み取ると10種類程度あるようです。非常にレアなアイテムであるために、まだコンプリート出来ておりませんが、その一部を紹介します。

・DA09056A Tention Arm Adjust(サプライ側ハブのテンション調整用テープ)
・DA09001B 20KHzPBFR(20KHz再生チェックテープ)
・DA09071A Tape Travelling(テープパス調整用テープ)

ちなみに、ナカミチはカセットテープ以外にDATレコーダ-もリリースしており、生テープ、クリーニングテープ、試聴用リファレンステープも存在しました。

DAT試聴用リファレンステープ
Reference Recording by Nakamichi (T-410300)

DAT生テープ(46分)

DATクリーニングテープ

最後になりましたが、今回の記事作成にあたり、元TDKの畠山氏、元ナカミチの佐々木原氏、河内氏、小久保氏、懐かしのカセットテープ博物館の加藤館長他、ご協力頂いたことに感謝申し上げます。

ゴールデン横丁の仲間たち | toby(トビー)館長

https://goldenyokocho.jp/articles/1877

ナカミチの魅力にすっかり憑りつかれ、カセットデッキのコレクションはコンプリート間近に迫っている。ほかにもアンプやレコードプレーヤー、CDプレーヤーにDATそしてFMチューナーに至るまでフル・ナカミチのオーディオセットを所有。至福のリスニングルームに籠れば時間の経つのをつい忘れてしまうという。

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