日産・フェアレディZ(初代・S30型)の画像アーカイブ【旧車】

日産・フェアレディZ(初代・S30型)の画像アーカイブ【旧車】

ゴールデン横丁スタッフが取材で集めた画像を車種別・世代別にまとめて公開します。このページは「日産・フェアレディZ(初代・S30型)」の画像アーカーブです。新着画像は随時追加します。


日産・フェアレディZ(初代・S30型)とは

日産を代表するスポーツカー「フェアレディ」の名を冠したモデルは、1960年1月に初めて登場する。当初「フェアレデー」と記したSPL211型で、米国向け輸出専用車だった。その後、SPL212からSP311、SR311へと続く2座オープンスポーツである日産フェアレディの歴史は、つねに北米マーケットを見据えたクルマづくりだった。

ところが、70年代に向けてフェアレディは、大きく変貌する。2座クローズドクーペ、直列6気筒エンジン搭載のS30型「Fairlady Z」、米国での愛称「Z-Car」の登場である。
Zは当時の米国日産社長・片山豊氏が企画し、欧州製スポーツに負けないモデルを送り出すことを目標に開発した。出来上がったのが、1969年11月発表の米国名「ダットサンZ」、日本で「フェアレディZ」と呼んだスポーツカーだ。

日産スポーツは、それまでのスパルタンともいえる硬派なオープンスポーツから、クローズドルーフの快適な居住空間や安全性を詰め込んだロングノーズ&ショートデッキの華麗なスタイルのGT「フェアレディZ」に変身したのだ。それは北米での安全基準や排気ガス規制、ユーザーのニーズに応えた結果の大胆なモデルチェンジだった。

エクステリアは典型的なロングノーズ&ショートデッキの流麗ともいえるファストバッククーペだ。そのボディサイズは全長×全幅×全高4115×1630×1290mm、ホイールベース2305mmと全高を除いてSR311からかなり大型化した。と言うものの、現在の水準からすると極めてコンパクトなクーペだ。

搭載したエンジンは日産製上級セダンのセドリック&グロリアから移植したL20型。ボディは専用だが、フレーム構造だったSR311フェアレディと比べると、圧倒的に生産性の高いモノコックシャシー&ボディとした。前後ストラット式の四輪独立懸架サスなど、他の日産車から流用できる走行性能に優れたメカニズムを調達しコストを低減した。当初の生産規模は月間2000台で、うち国内が500台、残る1500台が北米に輸出された。結果、S30型「Fairlady Z」、Z-Carは、北米で大ヒット作となる。

ただ、流麗なクーペに進化したフェアレディを歓迎しないファンも国内外に大勢いた。確かにSR311のカタログに記載された「145ps、最高時速200km/h」が、新型Zでは「130ps、195km/h」にダウンしていたのだ。
SR311搭載のトルクフルで豪快な加速フィールに対して、新型ZのL20型直列6気筒OHCエンジンは、あくまでもスムーズ。が、そこに不満の声が洩れたのだ。しかし、その不満に応える回答も用意されていた。ラインアップされた国内向け最速「Z432」と北米向けの2.4リッター「240Z」である。

Z432は先にスカイラインGT-Rに搭載され、スポーツカーファンを驚愕させたレーシングユニットの直系、S20型エンジンを搭載していた。1989cc・直列6気筒DOHC24バルブ、最高出力160ps/7000rpm、最大トルク18.0kg.m/5600rpmとされたパワーユニットから、最高速度210km/h、0-400m加速15.8秒と発表された。組み合わせるトランスミッションはポルシェシンクロの5速マニュアルフロアシフト。しかも、Z432は北米には輸出されず、日本のユーザーだけが受け取れる、特別なスポーツカーだった。

フェアレディZ432の名称は、このパワーユニットのメカニズムに由来する。つまり、直列6気筒で気筒当たりの吸排気バルブ数が2+2の「4」、燃料を供給するミクニ・ソレックスキャブレターを3連装した「3」、そしてDOHCのふたつのダブルカムシャフトの「2」と、ある意味で暗号めいた独創的なネーミングだったといえる。Z432は4年間で419台が生産されたと記録に残る。その一部はボディパネルをFRPに換えたレース専用モデルのフェアレディZ432Rである。

モータースポーツ参戦のために開発されたZ432は、同時代のスカイラインGT-Rと共に稀有で貴重な存在だった。が、レースの現場では、日産系Zのシャーシと駆動系がプリンス系S20型ユニットと相性が良くなかったらしく、GT-Rに比べるとサーキットを走った期間は短く、北米への輸出モデルだった後継の240Zに活躍の場を譲る。

その米国向けの専用モデルだった2.4リッター直列6気筒OHC+ツインキャブから150psを発揮したL24型エンジン搭載の240ZGは、1971年10月から国内でも販売された。240ZGはGノーズやオーバーフェンダーで差別化されて人気が沸騰する。

しかし、70年代に入ってからのアメリカ西海岸の深刻な大気汚染問題に端を発する排気ガス規制とオイルショックが、S30型フェアレディZにも大きな影響を与える。1973年にはZ432と240Zがカタログから消え、74年にはホイールベースを延長した「2+2」を含めてL20型搭載車だけとなる。1975年に燃料供給システムをキャブレターから電子制御燃料噴射装置であるEGIに換装して排気ガス規制をクリアするも、1978年にS30型は使命を終え、新型にスイッチする。

日産・フェアレディZ(初代・S30型)の諸元

販売期間     1969年 - 1978年(生産終了)
乗車定員     2人/4人
ボディタイプ   3ドアファストバック(2座)
         3ドアファストバック(4座)
エンジン     2.0L 直6 L20型
         2.0L 直6 S20型
         2.4L 直6 L24型
         2.6L 直6 L26型
         2.8L 直6 L28型
駆動方式     FR
変速機      4速MT/5速MT/3速AT
サスペンション  前:マクファーソンストラット
         後:ストラット
全長       4,115 - 4,425mm
全幅       1,630 - 1,690mm
全高       1,280 - 1,290mm
ホイールベース  2,305/2,605mm
車両重量     975 - 1,145kg
ブレーキ     F:ディスク
         R:ドラム(リーディングトレーリング式)
最高速度     180 - 210km/h

引用元:Wikipedia

日産・フェアレディZ(初代・S30型)の画像アーカイブ

石和温泉クラシックカーフェスティバル 2018

撮影日:2018年6月30日

日産・フェアレディZ初代 石和温泉クラシックカーフェスティバル 2018
日産・フェアレディZ初代 石和温泉クラシックカーフェスティバル 2018
日産・フェアレディZ初代 石和温泉クラシックカーフェスティバル 2018
日産・フェアレディZ初代 石和温泉クラシックカーフェスティバル 2018
日産・フェアレディZ初代 石和温泉クラシックカーフェスティバル 2018
日産・フェアレディZ初代 石和温泉クラシックカーフェスティバル 2018
日産・フェアレディZ初代 石和温泉クラシックカーフェスティバル 2018
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サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018

撮影日:2018年5月12日

日産・フェアレディZ初代 サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018
日産・フェアレディZ初代 サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018
日産・フェアレディZ初代 サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018
日産・フェアレディZ初代 サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018

JCCAお台場ニューイヤーMTG 2018

撮影日:2018年1月28日

フェアレディZ初代 JCCAお台場ニューイヤーMTG 2018

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