日野・コンテッサ(2代目・PD100/300型)の画像アーカイブ【旧車】

日野・コンテッサ(2代目・PD100/300型)の画像アーカイブ【旧車】

ゴールデン横丁スタッフが取材で集めた画像を車種別・世代別にまとめて公開します。このページは「日野・コンテッサ(2代目・PD100/300型)」の画像アーカーブです。新着画像は随時追加します。


日野・コンテッサ(2代目・PD100/300型)とは

現在、トヨタ・グループの大型商用車トラック&バスの製造を担当し、その一翼を担っている日野自動車。その前身は1918年に設立された東京瓦斯電気工業自動車部まで遡る。自動車製造企業としての創設は、1942年のヂーゼル自動車工業(現:いすゞ)からの独立とされる。

戦後の1948年から商用車の生産を始め、その商用車生産が軌道に乗ったことで、乗用車生産に進出を図る。仏ルノー公団と技術提携し、1953年にルノー4CVのノックダウン生産をスタートさせた。当初は組立だけのライン構成だったが、次第に各部の国産化率を上げ、4年後の1957年には100%国産化を達成した。
当時、ルノー4CVの高い運動性能とコストパフォーマンスは、国産他車を圧倒しており、21ps/5.0kg.mを発生する748cc直列4気筒エンジンをリアに搭載し、後輪を駆動した。
全長×全幅×全高3610×1430×1480mmのコンパクトなRR車・4CVは、1963年まで生産された。

その4CVの生産、部品の国産化で得た乗用車生産の知見・ノウハウをもとに日野自動車が独自に開発したのが、1961年に発表した「コンテッサ900」だ。駆動方式は4CVから譲り受けたかのようなRR方式。ボディサイズは全長3795mm×全幅1475mm×全高1415mm、4CVよりもひと回り大きい。搭載エンジンは893cc直列4気筒OHVで、35ps/6.5kg.mを発揮した。

コンテッサ900の上のクラスを狙って1964年9月にデビューした「コンテッサ1300」は欧州車を思わせるスタイリッシュなボディが与えられた。デザインしたのは新進気鋭のイタリア人デザイナー、ジョヴァンニ・ミケロッティだ。はじめに4ドアセダンが発売され1年後にクーペが加わった。このクーペデザインこそが、ミケロッティらしさを強く感じさせるクルマだった。美しいクーペデザインは世界の舞台でも認められた。デビュー後、イタリアのコンクール・デレガンスで4度のアワードを受賞する。ちなみにコンテッサとはイタリア語で「伯爵夫人」の意だ。

セダン比マイナス50mmと全高を低く抑えた美しいクーペボディは全長4150mm×全幅1530mm×全高1340mm、ホイールベース2280mm。クーペに搭載したエンジンは排気量1251ccの直列4気筒OHVで、55ps/5000rpm、9.7kg.m/3200rpmを発生したセダン用エンジンの圧縮比を高めてSUキャブレターを2連装したハイチューン仕様が搭載された。その最高出力は65ps/5500rpm、10.0kg.m/3800rpmと高回転型になっていた。後にこのツインキャブエンジンは、セダンにも搭載され「コンテッサ1300S」として発売される。当然だがこのGR100型エンジンをリアに縦置き搭載して、後輪を駆動した。

当時の自動車技術者の考え方には、リアエンジン後輪駆動にネガティブな印象は無く、実用的でプロペラシャフトが要らないことによるコンパクトなパッケージングが可能なレイアウトだとする考え方が一般的だった。独VWの国民車構想から生まれたタイプⅠ(通称ビートル)や国内ではスバル360の成功例が追い風にもなったようだ。

サスペンションも凝った形式となった。前がダブルウイッシュボーン式独立で後がラジアスアーム付きスイングアクスルの独立として、ロールを抑え込んだ。また、フロアを強化した高剛性ボディに国産車初となる前輪ディスクブレーキの採用、クイックな切れ味のラック・アンド・ピニオン式ステアリングシステムとした。

クーペはエクステリアデザイン同様にインテリアも欧州車的な高級感あふれる仕様だった。ダッシュボードにはウッド調パネルが全面に貼られ、4連メーターのリムにはそれぞれメッキが施されていた。ダッシュボードの中央にはメーターとお揃いのメッキリムが装着されたアナログの時計が備わる。RRレイアウトのためセンタートンネルが無く前席足元は広々としており、運転席と助手席の間にシフトレバーが生える。

コンテッサ1300およびクーペは当時の日本製乗用車の中でも性能やスタイルが傑出しており、少量ながらヨーロッパにも輸出されたという。日野自動車は1966年にトヨタ自動車と業務提携に至り、再びトラック&バスなどの商用車専業メーカーとして再出発する。コンテッサ1300は、翌67年に生産を終える。コンテッサ1300を最後に日野は乗用車の自主開発・生産から撤退し、コンテッサ1300とそのクーペは、日野ブランド最後の乗用車となった。

日野・コンテッサ(2代目・PD100/300型)の諸元

販売期間     1964年 - 1967年
デザイン     ジョヴァンニ・ミケロッティ
乗車定員     4人/5人
エンジン     GR100 直列4気筒 1,251cc 65ps/55ps
駆動方式     RR
全長       4,150mm
全幅       1,530mm
全高       1,340mm/1,390mm
ホイールベース  2,280mm
車両重量     945lg/940kg

品用元:Wikipedia

日野・コンテッサ(2代目・PD100/300型)の画像アーカイブ

神宮外苑トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル2018

撮影日:2018年11月18日

日野・コンテッサ1300クーペ 神宮外苑トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル2018
日野・コンテッサ1300クーペ 神宮外苑トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル2018
日野・コンテッサ1300クーペ 神宮外苑トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル2018
日野・コンテッサ1300クーペ 神宮外苑トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル2018

横浜ヒストリックカーデイ 2017

撮影日:2017年11月11日

日野・コンテッサ1300クーペ 横浜ヒストリックカーデイ 2017
日野・コンテッサ1300クーペ 横浜ヒストリックカーデイ 2017
日野・コンテッサ1300クーペ 横浜ヒストリックカーデイ 2017
日野・コンテッサ1300クーペ 横浜ヒストリックカーデイ 2017

喜多方レトロ横丁 2017

撮影日:2017年7月16日

日野・コンテッサ1300 喜多方レトロ横丁 2017
日野・コンテッサ1300 喜多方レトロ横丁 2017
日野・コンテッサ1300 喜多方レトロ横丁 2017
日野・コンテッサ1300 喜多方レトロ横丁 2017
日野・コンテッサ1300クーペ 喜多方レトロ横丁 2017

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