ジオラマ作家山本高樹さんのアトリエ訪問

ジオラマ作家山本高樹さんのアトリエ訪問

庶民文化研究所の町田忍所長の紹介でジオラマ作家山本高樹さんのアトリエを訪れたゴル横一行。町田さんと山本さんによる共作ジオラマのエピソードを伺ってきた。今回は、山本さんのアトリエに所狭しと置かれたジオラマ作品を紹介する。昭和の匂いが漂う山本高樹ワールドをとくとご覧あれ。


山本高樹ワールド

精巧さの無駄遣い!?wアトリエで見つけたおもしろ作品たち

圧巻の精度で作り上げられる山本さんのジオラマ。
最新作「ゴジラ第一作上映館」のジオラマも見ることができた。
山本さんのアトリエには、さまざまなジオラマが所狭しと置かれている。もちろん、そこには山本さんがジオラマ作りに使用する資料や、型などもあり、ワクワクする空間なのだ。
アトリエの片隅にある、山本さんのジオラマ作品の一部を我がゴル横一行はめざとく発見!
それがあまりにも無視できないほど魅力的な作品だったので、ぜひ紹介したいと思う。

スゴイんだけど、確かにスゴイんだけど、こういうジオラマもアリなの?www
銭湯「明神湯」のジオラマや、江戸時代の銭湯を再現したジオラマとはまた違う山本高樹ワールドがそこにあった。

男子は妄想に生きるもの!性の目覚めは路地裏にて

精巧なジオラマ

どう?
この少年時代のイケない妄想を具現化したようなジオラマはw

小学生高学年くらいの男の子が、近所の美人なお姉さんの裸を盗み見てしまう…
そしたら、それに気づいたお姉さんが、わざと見せつけるように挑発してきて………(;゚∀゚)=3ムッハー


男子(いまオヤジ)なら絶対一度は妄想したことがあるんじゃない?
実際にそんなエロハプニングを体験した、なんて人もいるんじゃない?

山本さんのジオラマのクオリティーで、こんな妄想を再現されちゃったら、もう辛抱たまりませんよ(;´∀`)あー、胸の奥がムズムズするぅ…

男子の妄想「扉をあけたら……」

手のひらくらいの大きさに昭和の時代が再現される

扉を開けたらし◯かちゃんの入浴シーンだった…そんなドラ◯もんのワンシーンのようなご都合主義なエロハプニングを彷彿とさせるこちらのジオラマ。
優等生の女の子、あるいは女教師が、突然入ってきた男子生徒に見られてはいけないシーンを見られてしまうという衝撃シーンを再現したこちらのジオラマ。

きっと普段はこの二人は「ちょっと男子~」的な感じでいがみあっているんだろうな。でもこの一件以来お互い意識して、最終的には………
ああ、もう、ホントに妄想が爆発しそうですwww
手のひらに収まるサイズのくせに、なんて想像力を掻き立てるシチュエーションなんだ…けしからん!

エロオヤジあるある!ぃやぃや、ないないwwwww

精巧さがあるからこその遊び心

こちらのジオラマ作品。
詳細に説明すると、放送コードやらなんやかやに色々引っかかってしまいそうなので、あえて申し上げない…まあ、オヤジたちには言わずとも分かるはずだ…

で、題材が題材な割に、これまでのものと比べると刺激が足りない…そう思ったそこのオヤジ!
それは早とちりだ!実はこのジオラマ、角度を変えるとこうなりますwww

角度を変えると

wwwww
やっちゃうやっちゃうwわかるわかるw
これはもはや男の性www

そしてこの覗いている男がまた、普段は仕事に真面目そうなのがすごくイイ!
こういう場所だから、そういう欲望を全部解き放っちゃったんだよね、わかるわかるw……わかるか!?

月明かり、ろうそく、江戸川乱歩

江戸川乱歩の執筆風景

最後はちょっとマジメな作品。
こちらは江戸川乱歩が月明かりとロウソクの火を頼りに原稿を書いたという逸話をもとに作られたジオラマ。
乱歩の鬼気迫る表情や、窓から差し込む怪しげな月明かりまで、精巧に再現されている。そして、そんな夫を気遣い、夜食を持って妻が上がってくる…
ホントに手のひらにドラマがあふれているよね…スゴイ(゚A゚;)ゴクリ

これらのジオラマ作品はなんと実際に買うことができるもの。
興味がある方は、「山本高樹 ジオラマ 購入」などで検索してみることをおすすめする。

また、現物はなかったものの、オヤジが懐かしむ、とある建物をジオラマ化した作品が写真に収められていたので、そちらも紹介しておきたい。

キャバレー「白いバラ」をジオラマで再現

白いばらのジオラマ

行ったことがある人は分かるかもしれないが、こちらは惜しまれつつも閉店した有名なキャバレー「白いばら」のジオラマだ。
町田さんにこのお店のコースターを見せてもらってその存在を知り、興味を持っていたが、こんなにもきらびやかな世界が広がっていたんだな…

1960年代、70年代…おそらく今のオヤジ世代の幼少期はキャバレーが全盛期の時代。
当時の少年にしてみれば、ちょっとイケない大人の社交場って感じだろうか?

そんなちょっとしたイケない憧れがここには確かに再現されている。
あー、行ってみたかったし、ぜひ現物が見たかった…。

「映画館は夢の器」と山本さんは言っていたけど、キャバレーもやっぱり夢の器だったように思うよ…。
今じゃ当時、世を席巻したキャバレー・ハリウッドまで閉店してしまっているのだから、なんとも寂しい。
せめてこうしてジオラマのなかで生きていてほしいものだ。再現してくれる山本さんにはホント感謝です。

ちなみに、山本さんの作品には小説家・永井荷風がよく登場する。
それは山本さんが永井荷風が晩年を過ごした土地の近くで生まれたからなのだとか。
作品集を開いて、「ウォーリーを探せ」ならぬ「永井荷風を探せ」を楽しんでみてもいいかもしれない。

書籍紹介

昭和幻風景―山本高樹ジオラマ作品集

昭和幻風景―山本高樹ジオラマ作品集

¥5,170

ゴル横で紹介してきた作品以外にも、ホントにノスタルジックで素晴らしい作品が数多くある山本高樹さん! 山本さんのジオラマ作品に興味があるという方はまず、作品集を買ってみてはどうだろうか?

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