【昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る】SONY スタジオシリーズ CF-1980

【昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る】SONY スタジオシリーズ CF-1980

ビデオ工房トパーズを主宰するオーディオ研究家の中村雅哉さんがマニアックに深堀する「昭和のラジカセ!! 実機や資料から魅力を探る」特集の2回目は「SONY スタジオシリーズ CF-1980」をお届けします。


Studio1980 CF-1980 の魅力を探る

まずは実機の画像から

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単品カタログのアピールポイントを見てみよう

(CF-1980単品カタログ 1974年1月印刷より)

まさにスタジオ入り。
調整卓を思わせる重装備。
「マルチ・ミキシング・カセット」

音質の良さと大出力を追求したオーディオ感覚。
2ウェイ・スピーカがその回答のひとつです。

スピーカはもちろん、キャビネットの構造から
部品配置までHi-Fi設計

(CF-1980単品カタログ 1974年1月印刷より)

スピーカは、口径が小さくなるにつれて低音がでにくくなり、逆に口径が大きくなるにつれて高音が出にくくなります。したがって低音と高音の両方を忠実に再生するには、低音専用スピーカと高音専用スピーカを装備するのが理想的。この考え方をそのまま実現して、16cmウーファーと5cmツィーターの2ウェィ・スピーカ・システムを採用しました。重量感あふれる低音と、すっきりと澄んだ高音を楽しめます。また再生出力も3,000mW(EIAJ)とこのクラスではずばぬけたハイパワー。野外に持ち出して聞いてみるとその迫力が分かります。しかもスピーカの音響効果を高めるために、キャビネットの内部構造や部品配置に工夫をこらしました。あくまで音質重視に徹しています。

(CF-1980単品カタログ 1974年1月印刷より)

アンプも音質重視 ITL、OTL回路

音質をよりよくするために、アンプ部の回路も厳選しています。ラジオやヘッドからの信号電圧を受け取って、それを大電力化してスピーカに送り出すパワーアンプ。
この回路をITL(Input Transformer Less)、OTL(Output Transformer Less)化。つまり入力側、出力側ともトランスを使わない回路にしたのです。もともとトランスは鉄心にコイルを巻いたものですから、トランス自体が音の歪みの原因になりやすく、音質を悪くしがちです。そこでトランスのないパワーアンプを採用。歪みの少ない美しい音質を追求する姿勢をつらぬきました。

高性能クロミカセットが使えるテープセレクト・スイッチ

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