スズキ・フロンテクーペ(初代・LC10W型)の画像アーカイブ【旧車】

スズキ・フロンテクーペ(初代・LC10W型)の画像アーカイブ【旧車】

ゴールデン横丁スタッフが取材で集めた画像を車種別・世代別にまとめて公開します。このページは「スズキ・フロンテクーペ(初代・LC10W型)」の画像アーカーブです。新着画像は随時追加します。


スズキ・フロンテクーペ(初代・LC10W型)とは

第二次大戦前、繊維織機メーカーだったスズキが戦後、バイクを製造・販売。そして、1955年(昭和30年)に軽自動車の先駆け「スズライトSF」を発売して自動車事業に進出する。1962年「スズライト・フロンテ360」の発売を契機にスズキは、ホンダ、ヤマハとともに国内2輪車三大勢力の一角を占めながら、軽自動車メーカーとして発展しはじめる。

フロンテは1967年に画期的なフルモデルチェンジを受けて新型にスイッチする。登場した「フロンテ360」は、2ストローク水冷3気筒エンジンをボディ後部に積むRR方式のレイアウトとしたのだ。
エンジンは当時勃発していた“軽・パワー戦争”の只中で、最高出力36psを得て最高速度125km/hを発揮するに至っていた。

1969年5月26日に、東名高速道路の最後の未完成区間である大井松田~御殿場間がつながり全線開通。名神高速と併せて東京から大阪まで高速道路で結ばれ、本格的なモータリーゼーション時代を迎えた。70年代になり市場が拡大する日本の軽自動車は、ホンダZの誕生で単なる実用車とは異なったスペシャリティモデルの可能性を示した。

そこでスズキが示した回答が「フロンテ・クーペ」だ。イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロの作だと言われる美しいウェッジシェイプの小さなクーペは、当時の軽自動車の枠を超えた斬新なスタイルで、全高はわずか1200mmの2座スポーツだった。

当時の軽自動車メーカーは、世界に例を見ない全長3000mm×全幅1300mm×全高2000mmという軽自動車法規枠のなかで数ミリでも広く長い室内空間をつくることに躍起になっていた。そんな時代にスズキは、大胆にも2シータースポーツとして「フロンテ・クーペ」を発売した。スペースユーティリティよりも「ふたりだけのクーペ」をキャッチにパーソナルスポーツを優先したのだ。

登場したフロンテ・クーペは大いに注目を集めた。が、販売には結び付かない。そこですぐに市場の要求に応える恰好で72年2月、2+2モデルを追加することになる。メーカーの理想にユーザーがついていけなかった好例ともいえる。

採用した足回りもフロンテから譲り受けた四輪独立懸架、フロントがウィッシュボーン+コイル、リアがトレーリングアーム式で、全高が極めて低くなったことで重心高が低いフロンテ・クーペは、シャープなハンドリングを獲得。搭載エンジンはハイチューンバージョンのLC10W型で、3連キャブレターを装着クラストップの最高出力37ps/6500rpm、最大トルク4.2kg.m/4500rpmを発揮。500kg以下の2座クーペを活発に走らせた。もともとバランスの良さで定評があったLC10W型2ストローク3気筒エンジンは、ボア52.0mm×ストローク56.0mmのロングストローク型だが、吸気系にリードバルブを採用し、騒音とパワーロスを最小に抑えるためにデュアルラジエターを採用してスポーツの名に恥じない走りを示した。

フロンテ・クーペの運転席は、まさにスパルタンという表現が似合う。レーシーで小さなバケットシート、強く傾斜してドライバーの眼前まで伸びるフロントスクリーン、ヘッドクリアランスも最小で、肩や肘にも余裕はない。小さなレーシングカーのコクピットといった様相のインテリアだ。インパネには9000rpmからレッドゾーンのレブカウンターと140km/hまで刻まれたスピードメーターをメインとする6連メーター、正面にはウッド調の3本スポークのスポーティなステアリングがあり、これには上下57mmのチルト機構が付いていた。小さくて狭いにも拘わらず、ダッシュボードにはセンターコンソールやオーバーヘッドコンソールまで備わる懲りようだった。センターコンソール後方のフロアシフトは4速マニュアルだった。

当初の最上級ホットモデルは「GX」と呼ばれたグレードだが、73年に前輪に2系統式のディスクブレーキを備え、ラジアルタイヤ、フロントフォグランプ、リアデフォッガーを装着した最上級グレード「GXCF」を追加して頂点に達する。同年10月、2シーターが廃止された。76年6月、生産終了。翌年10月に新軽自動車規格にあわせて大型化した後継車セルボに道を譲る。

スズキ・フロンテクーペ(初代・LC10W型)の諸元

販売期間    1971年9月 –1976年6月(生産終了)
乗車定員    2 / 4人
ボディタイプ  2ドアクーペ
エンジン    LC10W型 0.356L 2ストローク
        直列3気筒 3キャブレター
駆動方式    RR
最高出力    37ps/6,500rpm(グロス値)
最大トルク   4.2kgm/4,500rpm(グロス値)
変速機     4速MT
サスペンション 前:W型ウィッシュボーンコイル
        後:セミトレーリングアームコイル
全長      2,995mm
全幅      1,295mm
全高      1,200mm
ホイールベース 2,010mm
車両重量    480kg
データモデル  GX 4速MT 1971年式

引用元:Wikipedia

スズキ・フロンテクーペ(初代・LC10W型)の画像アーカイブ

佐野・昭和、平成のクラシックカーフェスティバル 2018

撮影日:2018年9月2日

スズキ・フロンテクーペ 佐野・昭和、平成のクラシックカーフェスティバル 2018
スズキ・フロンテクーペ 佐野・昭和、平成のクラシックカーフェスティバル 2018
スズキ・フロンテクーペ 佐野・昭和、平成のクラシックカーフェスティバル 2018
スズキ・フロンテクーペ 佐野・昭和、平成のクラシックカーフェスティバル 2018
スズキ・フロンテクーペ 佐野・昭和、平成のクラシックカーフェスティバル 2018
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スズキ・フロンテクーペ 佐野・昭和、平成のクラシックカーフェスティバル 2018
スズキ・フロンテクーペ 佐野・昭和、平成のクラシックカーフェスティバル 2018

サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018

撮影日:2018年5月12日

スズキ・フロンテクーペ サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018
スズキ・フロンテクーペ サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018
スズキ・フロンテクーペ サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018
スズキ・フロンテクーペ サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018
スズキ・フロンテクーペ サクラ・オートヒストリーフォーラム 2018
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