イタリアのカロッツェリア・ヴィニャーレがデザイン

・モデル名 :コンパーノ スパイダー
・世代/型式:初代のみ/F40型
・メーカー名:ダイハツ
・年式 :1966
・撮影場所 :喜多方レトロ横丁「レトロモーターSHOW!」2017
軽自動車の雄、ダイハツがオート三輪から四輪車に進出した第1弾がコンパーノ。
イタリアのカロッツェリア・ヴィニャーレがデザインして、1962年の第9回東京モーターショーでデビューしたんだ。
55年後の2017年、第45回東京モーターショーで新コンパーノのコンセプトカーが展示されていたのは、記憶にあたらしいところだね。
ピカピカにレストアされた初代コンパーノが並んで展示されていて、かなり話題になった。

4人乗りのオープンカー
コンパーノ・スパイダーは、コンパーノ・ベルリーナ(セダン)の屋根をぶった切って作られたオープンカーだけども、実はコンパーノはラダーフレーム型のシャシーにボディを架装しているため、大がかりに改造しても剛性などの心配があまりなかったんだ。
そのため、ヴィニャーレがデザインした美しいスタイルをうまく維持したまま、見事に4人乗りのオープンカーになることができたんだね。
同様の理由で、ワゴンやバン、ピックアップタイプも作られているよ。
コンパーノはもうだいぶ見かけなくなってしまったけど、こうしてあらためて見るとイタリア風味満点の美しいスタイルは今でも健在だね。


