反物から仕立てたアロハシャツ、意外とアロハにマッチする

反物から仕立てたアロハシャツ、意外とアロハにマッチする

庶民文化の第一人者、町田忍さん。町田さんの手にかかるとかき氷の旗もアロハシャツに生まれ変わる。今回も引き続き町田忍謹製アロハのなかから反物をアロハシャツに仕上げた逸品を紹介する。


反物からアロハシャツ

反物こそ元祖アロハシャツ!

アロハシャツとはそもそも、ハワイの日系人が、故郷・日本から持ってきた反物を西洋風のシャツにアレンジしたものがはじまり(一説には)。
と、いうわけで、日本の伝統的な和服に使われる反物はアロハシャツにピッタリ、というか本来あるべきアロハシャツの素材なのである。
日本の反物は、世界的にも評価が高まっている美しいもの。
その反物をアロハに仕立てたら、そりゃあ、素晴らしくかわいいアロハが生まれるに決まっているのである!

そんなわけで、今回は町田さんが骨董市や、反物屋で見つけて仕立てたアロハシャツをご紹介していこうと思う。

伊藤若冲の作品を反物に、それをアロハに

今ではすっかり人気者になった天才絵師・伊藤若冲。
その作品が反物になって東京根津の反物屋さんで売られていたのをたまたま見つけで購入したそう。

いい反物だったらしく、ン万円したそうで、町田さんはお金を下ろしに走ったんだとかwww
当時はまだ若冲人気もさほどではない中、若冲に目をつけるとはさすが町田さんだw

アロハシャツ

この若冲のアロハを着てテレビに出演したこともあるそう。

戦中の着物をアロハに仕立直し!

七五三用の着物生地をアロハに。絵柄に時代を感じる
戦中のデザイン

着物の生地を、アロハシャツにリメイクしたもの。
戦中ということもあり、わかりやすいくらいに軍国主義的なデザインとなっている(;´Д`)

兵士の顔があどけないだけにかえって深い…でもこういう顔のイラスト、戦後もけっこうあった気がする。軍国はともかくどこか懐かしさを感じることも事実。

戦中のデザイン
大 東 亜 共 栄 圏 !( ゚∀゚)・∵. グハッ!!

シルクの繊細さが伝わるアロハ…

シルクのアロハ

ちょっと渋めなこちらのアロハも、町田さんが購入しアロハに仕立てたものなのだが…こちらのアロハはちょっと難ありな代物。よーく見ると裾部分の色や柄が少し異なっている。どうやら素材が古すぎてほつれてほどけてしまったらしく、その部分をあつらえなおしてもらった跡なのだとか。

ほつれはじめているがシルク製のアロハ

だが結局、元の古さはどうにもできず、現在も肩口の部分がほつれはじめている。ホント、繊細なんだな、アロハ……っていうかシルク。

町田さん、夏の一張羅!西陣のアロハシャツ!

西陣織のアロハシャツ

最後は、手持ちのアロハシャツの中でも高級だという、こちらのアロハシャツ。
もう見るからに伝統的な和柄で、キメも細かく艶やかである。

それもそのはずで、こちらはなんと京都の西陣織のアロハシャツ。
町田さんかテレビかなんかの取材で訪れたお店で購入したものらしい。つまり、既成品のアロハシャツ。
まさに一張羅と呼ぶにふさわしいアロハシャツなわけだが、ン万円もしたものだし、繊細なものだから、町田さん自身、2、3回くらいしか着たことがないらしい(;´Д`)
庶民派町田さんかわいい(*´ω`*)

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町田:自転車屋ののぼりだってアロハシャツにできるんだもん!だからさ、結局なんでもいいんだよねwww

IT:確かにwwwあと、この銭湯のヤツとかでも作ってみたいねw

町田:そうなんだよ!のれんなら丈夫な生地だしね。
まだ服は作ってないけど、こういうのなら作ったよ

銭湯ののれんからバッグ

一同:おおーーーーーーーっ!


古いものを懐かしむだけじゃなくて、直して使うっていうのが、これからのレトロの楽しみ方の1つとしていいんじゃないだろうか?
日本人のものを大切にする気持ちも懐かしみつつ、生活に取り入れていきたいものである。

町田忍とアロハシャツ│町田さんがデザインするとアロハもレトロw

https://goldenyokocho.jp/articles/2395

今回ご紹介するコレクションはアロハシャツ!それもただのアロハシャツではなくて、なんと町田忍謹製!アロハシャツだから南国風と思いきや、そこは町田さん、やっぱりレトロな香りが漂うデザインになるのであった。

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