
・モデル名 :スズライトキャリィ
・世代/型式:2代目/L20型
・メーカー名:スズキ
・年式 :1969
・撮影場所 :喜多方レトロ横丁「レトロモーターSHOW!」2017
爆発的なヒットをしていたオート三輪トラックに対抗すべく、スズキがスズライト・フロンテをベースに急造して発表されたキャリィ。
オート三輪は小回りも効いて便利で安価なためとても人気だったけども、やはり制動性や安全性などで不安が残ることもあり、早晩4輪の軽トラックが主流になるだろうという当時のスズキの経営判断で突貫工事で開発されたという話だ。
このキャリィはシリーズ2代目なんだけど、次の3代目からはキャブオーバー型になって現在まで続くいわゆる軽トラのスタイルを確立したんだ。
その後は現在の「キャリィ」12代目に至るまでシリーズは続き、スズキの屋台骨どころか日本の経済の屋台骨を支える存在となっていったんだ。
いや、東南アジアや南米などでもさまざまな仕様やOEM製品で販売されているから、世界経済を支えているといっても過言ではないね。


