ラジオに青春を捧げた昭和男たちのBCLエピソード!家電蒐集家と庶民文化研究家がBCLラジオを語る

ラジオに青春を捧げた昭和男たちのBCLエピソード!家電蒐集家と庶民文化研究家がBCLラジオを語る

ゴル横でも折に触れて話題にのぼる「BCLラジオ」。家電蒐集家・松崎順一さんと庶民文化研究家・町田忍さんの対談のなかでも当然のようにBCLラジオの話題になった。昭和生まれのオヤジ世代はみんなBCLラジオの虜、なんだよね?いわば昭和の必修科目? というわけで、オヤジの中でも筋金入りのオヤジ、町田忍と松崎順一がBCLラジオの思い出を語る!


昭和の男は黙って、BCLラジオ!だろ?

ゴル横の読者たる昭和生まれのオヤジからすれば、すでに常識かもしれないが、まずはそもそも「BCLラジオってなんなのさ?」ということをお話しておきたい!

BCL=Broad Casting Listeningのことで、主に短波を使って行われる海外の放送を視聴して楽しむことを指す言葉だ。ラジオが受信する電波には一般的な中波放送やFM放送のほか、短波放送というものがあって、この短波放送だと海外のラジオなんかが聞けたりしたわけだ。なんとなく、思春期に外国にかぶれちゃう感じ、わかるよねーw

で、その短波放送を聞くことが1970年代中頃から一大ブームとなった。このブームを受けて、各家電メーカーが松崎さんたちが喜ぶBCLラジオを次々とリリースした。
当時の少年たちはよりマイナーな放送を受信するために四苦八苦するわけなのであったw

昭和男の「BCLラジオあるある」

BCLブームど真ん中を過ごした町田さんと松崎さん。ラジオとなれば、当然BCLの話になるわけで、様々なBCLラジオのあるあるが飛び出してきたw

受信感度を高める涙ぐましい努力

松崎:BCLが流行ったのは、だいたい昭和49年頃かな?

町田:そうそう。僕は学生運動のときに初めて聞いたんだw

松崎:僕はまだ中学生くらいだったから、親のラジオをひったくって毎夜毎夜聞いていたなぁ……。海外の放送を聞くために、秋葉原のジャンク屋でワイヤーを買って、部屋に張り巡らせたりとかしてたなぁw

BCLといえばベリカード集めなどの他に、いかに微弱な電波をキャッチして珍しい放送局のラジオを聞くか、なんてことでも仲間内で張り合っていた。だから受信感度を出来る限り高めようと、様々な創意工夫が用いられていたのである。

また、短波放送は狭い周波数帯に様々な放送局があるため、チューニングのつまみを少し動かすだけで放送が聞こえなくなってしまう……。


松崎:なるべく細かく調整できるように、僕はつまみにラジコンのタイヤをつけてたねーw ほら、円が大きくなれば細かく調整できるでしょ?だからなるべく大きいタイヤをつけて……自分ではファインチューニングって呼んでたなぁ

昭和男のオヤジたちはこんな松崎さんの工夫のほかに、いったいどんな工夫をしただろうか?ぜひとも教えてほしいものである。

ジャミング、暗号、モールス信号

町田:当時は北朝鮮とかソ連とかからジャミングされてたりしたよね。あと、暗号が流れたりw

松崎:そうそう、モールス信号みたいな感じで

町田:日本の同胞に対してのメッセージなのかな?

実は今でもあると言われていて、当時も話題になっていたのがジャミング。
ソ連側からボイス・オブ・アメリカにジャミング掛けたりとかっていうのはよくあったそうな。
考えてみれば冷戦真っ只中だし、当然ちゃー当然か?いや、当然にしちゃうのはちょっと怖いな(;´∀`)

北朝鮮からはジャミングのほか、メッセージが送られてきたなんて話も……。
夜になるとキャッチできて、なにやら怪しげなモールス信号らしき音声が聞こえてきたそうな…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

電波干渉で怪奇現象多発(アマチュア無線あるある)

BCLというよりはアマチュア無線あるあるなのだが、面白かったので番外編として紹介w

町田:僕ん家の前がアマチュア無線やってる人で、その音がラジオに入っちゃったりしてたんだよねw アマチュア無線の協会に連絡したら解消したけど…


いわゆる混線によるトラブル。電波やら電磁波やら出してるわけだから周辺の電気機器に影響が出るのは、当然といえば当然なのかもしれない。ダンプが通るとテレビが乱れたり、ラジオから変な音聞こえたりとか。昭和っぽいエピソードである。


松崎:テレビの中間周波帯と無線の帯域がかぶって、音が聞こえたりするんだよね。テレビから奇妙な声が聞こえたり……。昔の怪奇現象とかほとんどそれが原因だったりしてw ダンプは下手すると信号にまで影響出るからね


ダンプの違法無線とか、通り過ぎるだけで影響が出るとかよく考えるとちょっと怖い……。むしろ運ちゃんが平気なのか気にかかっちゃうレベルだねw

BCLエピソード、いかがだっただろうか?懐かしいあるあるが、実はけっこうあったんじゃないだろうか?( ̄― ̄)ニヤリ

今回ご協力いただいたお店

デザインアンダーグラウンド
 東京都足立区南花畑5-15 都営保木間第5団地14号棟

ラジカセ天国で家電蒐集家・松崎順一さんと庶民文化研究家・町田忍さんの対談・上

https://goldenyokocho.jp/articles/256

「好きなことして生きてきた」。 庶民文化研究家・町田忍さんをはじめ、ゴル横には昭和生まれのオヤジが憧れるオヤジがたくさんいる。家電蒐集家の松崎順一さんもその一人。 ふたりの生き様がぶつかりあったらどんな対談になるのかね?と対談企画が持ち上がる。…いやぁ、やっぱりこのオヤジたち、深いわ(;´∀`)

ソニー製品で盛り上がる!家電蒐集家・松崎順一さんと庶民文化研究家・町田忍さんの対談・中

https://goldenyokocho.jp/articles/258

前回は家電蒐集家である松崎順一さんの秘密の倉庫を訪れ、まずはその馴れ初めを伺ったゴル横一行。庶民文化研究家・町田忍さんと松崎順一さんの対談はその後、ますます盛り上がりを見せることになる。2人とも好きなことの話だから、話がやめられない、とまらない! 今回の話の中心は、町田さんが持ち込んだお宝ソニー製品3点。さて、どんな話が飛び出すことやらw

家電蒐集家の夢とは?家電の賢人・松崎順一さんと庶民文化研究家・町田忍さんの対談・下

https://goldenyokocho.jp/articles/198

今回で3回目となる家電蒐集家・松崎順一さんと庶民文化研究家・町田忍さんによる対談。前回、前々回と松崎さんの秘密の倉庫の様子や、ソニーグッズ3点を中心とした家電知識を披露していただいた。 第3回はそんな好きなことをして生きてきたオヤジたちの懐かし家電への思いや、思い出、さらにこれから先の話について語ってもらった!アツい男たちの思いをぜひ受け止めてみてほしい。

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