ホンダ・シティ(初代・AA/VF型)の画像アーカイブ【旧車】

ホンダ・シティ(初代・AA/VF型)の画像アーカイブ【旧車】

ゴールデン横丁スタッフが取材で集めた画像を車種別・世代別にまとめて公開します。このページは「ホンダ・シティ(初代・ AA/VF型)」の画像アーカーブです。新着画像は随時追加します。


ホンダ・シティ(初代・ AA/VF型)とは

「CITYはニュースにあふれてる!」
このキャッチコピーとともに1981年10月に登場した初代ホンダ・シティは、ほんとうに溢れるほどの話題を積んだクルマだった。S600、N360から始まったホンダの乗用車は、登場した時代ごとに業界に次々と新風を吹き込んできた。
1974年に軽自動車生産から撤退していたホンダ車のボトムエンドを担っていたのはシビックだったが、登場から10年を経てベーシックカーとは言えないサイズと価格に成長していた。そこで初代シビックのコンセプトを再現すべく発表したのが新型シティだった。

シティが新鮮だったのは、そのパッケージングだ。2220mmの短いホイールベース、全長僅かに3280mm。しかし、車幅は当時のシビックと同等の広さ1570mmで、全高が1470mmと極端に高かった。ホンダが「トールボーイ・スタイル」と呼んだその高さのあるボディは、そのコンパクトな容姿から想像できないほど広い室内空間を備えていた。

メカニズムをみると、搭載する新開発のCVCCⅡ方式4気筒SOHCエンジンは、CONBAX(コンバックス/Compact Blazing Combustion Axion/高密度速炎燃焼原理)エンジンと称した。これは副燃焼室、EGR、酸化触媒などを組みあわせ、負荷に応じて空燃費とEGRを変化させ、10:1の高い圧縮比から大パワーとレスポンスの良さが得られるユニットだとされた。
ボア×ストローク66×99mmの超ロングストローク型1.2リッターエンジンのパワー&トルクは、最もスポーティな「R」グレード搭載版で最高出力67ps/5500rpm、最大トルク10.0kg.m/3500rpmを絞り出していた。組み合わせるトランスミッションは5速マニュアルとオーバードライブ付ホンダマチック(AT)で、燃費はスポーティな5MTの「R」でも10モード燃費18.0km/リッターとされていた。

サスペンションは、4輪マクファーソンストラット独立式でホンダとして手慣れた機構でまとめていたが、リア側はコイルスプリングとストラットを分離した独特な構造とした。これによってバネレートの設定自由度が上がり、サスの室内への張り出しを抑制できたという。これを利用して「R」グレードでは減衰力を高めたダンパーと堅いバネを組み合わせたスポーティなサスチューンとした。ステアリングはラック&ピニオン式でロック・トゥ・ロック3,4回転(Rグレード)だった。

豊富に揃えたアクセサリーもホンダらしい遊びに溢れていた。なかでも注目オプションは「モトコンポ」と呼んだ50ccの折りたたみ式の小さなモーターサイクル。シティのラゲッジルームにすっぽりと収納できた。
ホンダ・シティは英国のスカバンド「マッドネス」のTVコマーシャルとともに話題となり、ニュースをばらまきながら、月間1万5000台を売るヒット作となる。

そして、1年後の1982年9月にホンダ車初のターボチャージド・エンジン搭載車「シティ・ターボ」を追加する。ターボはIHI製でホンダ車初の電子制御燃料噴射装置「PGMFI」を組み合わせ100ps/5500romの大出力を得た。足回りは固められ、ブレーキはフロントがベンチレーテッドに進化した。ボンネットのパワーバルジ、非対称フロントグリル、太いサイドモールに赤いライン、エアダム、フォグランプなどでドレスアップしていた。

1982年11月、屋根をさらに10cm高くした通称「マンハッタンルーフ」と呼ばれた「Rハイルーフ」が登場。翌年4月にはこれに電動サンルーフ付きが加わる。このように次々にニュースとともにラインアップを拡大したシティ。そして、極めつけのモデルが登場する。

1983年10月にターボ車が「シティ・ターボⅡ」、通称「ブルドッグ」に進化。前後にブリスターフェンダーを装着し全幅を1625mmに拡大した迫力のボディに、大型化したパワーバルジの下に収まるターボエンジンにはインタークーラーが備わり110ps/5500rpm、16.3kg.m/3000rpmにパワーアップ。しかも、4000rom以下でアクセルを全開にすると10秒間だけターボ過給圧を10%高める「スクランブル・ブースト機構」まで付いた過激なユニットとなった。このパワーアップに合わせて足回りは固められトレッドを拡大、シティとして初めて60%扁平タイヤ185/60R13を履く。

一方、1984年7月に追加されたのが、お洒落なカブリオレだ。ホンダ車としてはS800以来のオープンモデルで、ボディ&シャシーはターボⅡから譲り受けたが、エンジンは「R」を流用した67ps自然吸気エンジンとした。ピニンファリーナがオープン化を担当したこともニュースとなった。明るい12色のボディカラーも、これまたニュースとなった。
初代シティは、とにかくニュースにあふれていたのである。

ホンダ・シティ(初代・ AA/VF型)の諸元

販売期間    1981年 - 1986年
乗車定員    シティ:5人
        シティプロ:2/5人
ボディタイプ  3ドア ハッチバック
        2ドア カブリオレ
エンジン    ER型(NA):1.2L 直4 SOHC CVCC
        ER型(T/C):1.2L 直4 SOHC CVCC
駆動方式    FF
最高出力    ER型(NA):67PS/5,500rpm
        ER型(T/C):100PS/5,500rpm
        ER型(T/C I/C付き):110PS/5,500rpm
         全てグロス値
最大トルク   ER型(NA):10.0kgf·m/3,500rpm
        ER型(T/C):15.0kgf·m/3,000rpm
        ER型(T/C I/C付き):16.3kgf·m/3,000rpm
         全てグロス値
変速機     5速MT/3速ホンダマチック/副変速機付き4速MT
サスペンション 前:マクファーソンストラット
        後:マクファーソンストラット
全長      標準:3,380mm
        ターボII/カブリオレ:3,420mm
全幅      標準:1,570mm
        ターボII/カブリオレ:1,625mm
全高      標準/ターボII:1,470mm
        ターボ:1,460mm
        ハイルーフ:1,570mm
ホイールベース 2,220mm
車両重量    655-745kg
燃費      EIIIタイプ:24.0km/L
        ターボ:18.6km/L
        ターボII:17.6km/L
         全て10モード

引用元:Wikipedia

ホンダ・シティ(初代・ AA/VF型)の画像アーカイブ

加須クラシックカーフェスタ 2019

撮影日:2019年5月3日

ホンダ シティ 初代・ AA/VF型 加須クラシックカーフェスタ

ダニー・ジェラルディンさんのシティです。Eタイプ

ホンダ シティ モトコンポ 加須クラシックカーフェスタ2019

もちろんモトコンポも一緒です。

越後丘陵公園クラシックカー展 2018

撮影日:2018年10月7日

シティ・ターボⅡ 1985年式 越後丘陵公園2018

シティ・ターボⅡ 1985年式 勇ましいブリスターフェンダーがデルタ・インテグラーレを彷彿とさせます。

シティ・ターボⅡ 1985年式 越後丘陵公園2018 リア
シティ・ターボⅡ 1985年式 越後丘陵公園2018 デカール

インタークーラーでターボが進化!

サクラオートヒストリーフォーラム 2017

撮影日:2017年5月13日

ホンダ シティ初代・ AA/VF型 サクラオートヒストリーフォーラム(2017)

ホンダ・シティ 1983年式

ホンダ・シティ リア サクラオートヒストリーフォーラム(2017)
ホンダ・シティ フロント サクラオートヒストリーフォーラム(2017)
ホンダ シティ・カブリオレ 初代・ AA/VF型 サクラオートヒストリーフォーラム 2017

雨を残念がっているカブリオレ。

シティ・カブリオレ リア サクラオートヒストリーフォーラム 2017
シティ・カブリオレ サイド サクラオートヒストリーフォーラム2017

昭和の車を守る集い 2017

撮影日:2017年9月24日

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