
大正9年発売の超ロングセラー商品!
社団法人 全国ビスケット協会のホームページによると、2月28日は「ビスケットの日」なんだそうです。幕末の安政2年、保存食として目を付けた水戸藩士で蘭医だった柴田方庵という人が、留学先の長崎・平戸でオランダ人から教わったビスケットの製法を、藩あてに手紙にしたためた日付が2月28日なのだそうです。記念日によくある語呂合わせではないんですね。
で、この『カルケット』。これは「カルシウム」と「ビスケット」からできた造語で、その名の通りカルシウム入り、というところがセールスポイント。
大正9年発売ということですが、現在カルケットを販売しているのはイトウ製菓の子会社「カルケット製菓株式会社」で、1971年の設立。
とうことは、大正9年に『カルケット』を商品化したのは別の会社ということになりますね。調べてみると「中央製菓」という会社のようです。このカンバンも中央製菓時代のものでしょうね。
中央製菓がどうなったのか?・・不明です。気になります。カルケットを食べながら調べてみましょうか。
取材協力:「三十坪の秘密基地」様
一般社団法人 全国ビスケット協会公式サイト。2月28日はビスケットの日。ビスケットの由来や製造工程について。ビスケットを使ったオリジナルレシピやビスケットと健康について。レシピ壁紙とアイコンのダウンロードやビスケットの歌が聴けます。ビスケットの仲間たちを紹介。活動内容と会員構成について紹介。家族で楽しい!みんなでおいしい!「ビスケットまつり」キャンペーン。