
日本は世界のマッチ大国だった!
「マッチ」は英語読み(match)です。「燐寸」という字をあてたのは、マッチ先端の発火する部分に燐が使われていたから。ちなみに現在のマッチには燐は使われていません。
マッチの歴史をひもとくと、意外にも日本はマッチ生産大国だったことがわかりました。20世紀し初頭には、アメリカ、スウェーデンと世界のマッチ市場を分け合っていたのだそうです。
マッチの原材料である木材と硫黄が入手しやすかったというのが背景。森林が豊かで、かつ火山大国であることを考えるとなるほど、と納得します。
マッチ箱はコレクションの対象にもなっていますね。でも大量のマッチ箱、火薬庫と紙一重です。保管には十分気を付けないといけませんね。
取材協力:「三十坪の秘密基地」様